スマホのストレージの意味とは?減らすメリットやストレージを確認する方法!デメリットについても解説!

スマホのストレージの意味とは?減らすメリットやストレージを確認する方法!デメリットについても解説!

 

いきなりですが、あなたはストレージという意味を説明できますか?

スマホが当たり前になった現代では、ストレージという言葉を一度は聞いたことがあると思います。

しかし、ちゃんとした意味を理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?

ストレージとは、データを長期保存しておく場所のことです。

この記事では、ストレージの意味について詳しく解説しています。

また、ストレージが足りなくなって困ってしまっている方も多いと思います。

Android・iPhoneそれぞれのストレージを増やす方法についても紹介していますのでご参考ください。

この記事でわかること
・スマホのストレージの意味
・ストレージを増やす方法
・スマホを購入するときのストレージの目安




スマホのストレージの意味とは何ですか

ストレージの意味とは何なのかをわかりやすく解説!

ストレージとは、パソコンのデータを長期間保存しておく場所のことで、パソコンの電源を切ってもデータが消えない事はストレージがあるからといってもいいでしょう。

ストレージ自体が意味する事としては、あくまでも例えていうのであれば昔で言うキャッシュメモリという記憶装置と言ったところです。

CDやDVDというのもデータを結果的には録音、または録画したものなのでストレージという事ができます。

写真や動画をスマホに保存する際にSDカードを挿入していれば、写真や音楽を「SDカードに保存しますか?スマホ本体に保存しますか?」と問いかけてくると思います。

画像などの保存先がSDカードの場合はわかると思うのですが、「内部ストレージに保存する」は「スマホ本体に保存する」と同じ意味を指していると考えるとわかりやすいです。

ただしスマホ本体の保存領域に関しても、決して無限ではありません。

そこで最近では、ネットでつないだ先に情報を保管する「オンラインストレージ」や「クラウドストレージ」という言葉もあります。

内部ストレージの意味とは

内部ストレージとは、前にも説明している通りスマホ本体にあらかじめ備えられている保存場所と考えるといいでしょう。

2019年現在では、ユーチューブやカメラの高性能化、スマホ自体の高性能化などによって、1つのファイルの大きさが増えてしまって、内部ストレージ(スマホ本体の保存領域)だけでは満タンになってしまう事が非常に多くなっています。

そのような場合に外部ストレージやオンラインストレージを利用する事によって、さらに多くの動画や画像を保存できるようにする方法が今では一般的となっています。

スマホのメーカーもストレージの容量を増やすことを目的として開発は続けられているのですが、時代の流れとともにファイルの大きさも増えてきてスマホ本体の保存場所だけでは足りなくなっていることが実情と言えるでしょう。

外部ストレージの意味とは

外部ストレージとは、スマホに挿しているSDカードやUSBメモリと思ってもらえるといいです。

スマホ本体以外の記憶する場所のことを外部ストレージといいます。

取り外しができたり、持ち運びする事ができる点も大きなメリットとなります。

しかしSDカードにもいくつも種類があってどれを買うといいのか悩むこともしばしばあります。

16GBや32GB、64GBなどいくつも種類があるのですが、何を保存するかによってどれを選ぶかは大きく変わってきます。

ちょっとここで単位の基礎知識

ちょっとここで基礎知識

ここでざっくりと説明しますが基礎知識を1つ(正式な数字がきちんとあります。)

  • 1000Kは1M(1000キロは1メガ)
  • 1000Mは1G(1000メガは1ギガ)
  • 1000Gは1T(1000ギガは1テラ)
  • となっています。

    コンピューターの世界では 単位をバイト(B)としてデータの大きさの単位として
    キロ⇒メガ⇒ギガ⇒テラ 

    という順番で大きくなっていきます。

    小学校の頃に習った㎝やmと同じように考えてもらうとわかりやすいでしょう。

    写真1枚の容量に関してはおよそ200キロバイトなので、例えば16GBのSDカードであれば、計算上最低でも80000枚は取れる計算となってきます。

    ※1枚が200キロバイト、つまり5枚で1メガバイト、5000枚で1ギガバイト、80000枚で16ギガバイト、となります。

    上記は計算がしやすいようにあくまでも例として200キロバイトにしていますが、動画などは物によっては1つあたり0.5GBなどになる場合もあります。

    とりあえずここでは単位を覚えてもらうだけでもいいと思いますので、計算はあまり気にしなくていいです。

    オンラインストレージ、クラウドストレージとは?

    内部ストレージ、外部ストレージに関しては「自分の手元にあるものに保存する」事ができますが、オンラインストレージの場合は「ネット接続先に保存する」と考えてもらうといいでしょう。

    クラウドというのは「雲」という意味なのですが、手に届かないところ(ネット上)に保存すると考えると覚えやすいです

    特徴としてはほぼ上限がないために、自分が好きなどんなファイルでも保存させることができる点です。

    オンラインストレージにはメリットとデメリットがあるのですが、ここではそういったものもありますよ。という紹介だけにしておきますね。



    スマホのストレージを増やす方法(Android)

    スマホのストレージを増やす方法(Android)

    ここからは、Androidのスマホを使っている方に向けてストレージを増やす方法をご紹介します。

    Androidのストレージを増やす方法は4つあります。

    手軽にできる順番で紹介しますので、どれをやったら良いか迷ってしまうという方は上から順にやってみてくださいね。

    それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

    マイクロSDカードにデータを移す

    Androidで一番簡単に、かつ、大量にストレージを増やす方法はマイクロSDカードにデータを移すことです。

    Androidのスマホは、ほとんどの機種でマイクロSDカードに対応しています。

    スマホ本体に保存されている画像や動画をマイクロSDカードに移すだけで、簡単にストレージを増やせます。

    また、写真の保存先をスマホではなくマイクロSDカードに設定することも可能です。

    データを移すのは一括でできるのでそこまで大変な作業ではありません。

    しかし、それさえも面倒くさいという方は初めから設定を変えておきましょう。

    不要なアプリを消す

    今は使っていないけど、前にインストールしたアプリをそのままにしていませんか?

    たとえ使っていなかったとしても、インストールしたまま削除していないとストレージの容量を消費します。

    特にゲームアプリは容量が大きいものが多いので、遊んでいないアプリは削除しましょう。

    アプリに関しては、一度削除してもまたインストールすることが可能です。

    ですから、もし使う時が訪れたらインストールすれば良いですよね。

    画像や動画をバックアップする

    今や日常的にスマホで写真や動画を撮るのは当たり前の世の中。

    知らず知らずのうちに、カメラフォルダーに大量の写真が貯まっている、なんて方も多いのではないでしょうか。

    最近のスマホは高解像度のカメラであることが多く、ストレージの容量を大きく消費する原因になります。

    そのため、別のところにバックアップをとっておき、スマホ本体からは削除しましょう。

    Androidのスマホを使っている方であれば必ずGoogleアカウントを作っていると思うので、事前準備がいらないGoogleドライブにバックアップするのがおすすめです。

    キャッシュや履歴を消す

    キャッシュという言葉は聞き慣れない言葉かもしれませんが、スマホを便利にしてくれる機能です。

    キッシュとは、アプリなどデータの読み込みを早くするためにデータの一部を保存する機能のことです。

    例えば、画像検索をしてある画像を開いたとします。

    時間が経ってからもう一度確認したいと思い、同じ画像を開きます。

    その時、先ほどキッシュによって保存されていたので少しだけ早く画像が表示されるようになります。

    このように、一度行った動作をもう一度行う時に便利な機能です。

    しかし、便利な機能なだけにストレージの容量を消費しやすいです。

    基本的にキッシュはストレージとは違い、古いものから順に自動的に削除される仕組みです。

    ですが、それだけでもストレージの容量を消費している可能性があります。

    特にゲームアプリなどは容量が大きいので、必要がないと思ったら削除しましょう。

    実は、着信履歴もストレージの容量を消費しやすいものの一つです。

    仕事など大事な電話をしていないのであれば、こまめに削除すると良いですね。




    スマホのストレージを増やす方法(iPhone)

    スマホのストレージを増やす方法

    ここからは、iPhoneを使っている方に向けてストレージを増やす方法をご紹介します。

    iPhoneでのストレージを増やす方法は4つあります。

    簡単にできる順番で紹介していますので、どれから試せばよいか悩んでいる方は上から順に試してみてくださいね。

    それでは、それぞれ詳しく説明していきます。

    不要なアプリを消す

    上記のAndroidのストレージを増やす方法でもご紹介しましたが、不要なアプリを消すことでストレージを増やすことができます。

    飲食店のアプリなど、その時インストールしたけど今は全く使っていないものはありませんか?

    消せるアプリがある方ほど、ストレージをたくさん増やせる可能性があります。

    iPhoneでは設定から非使用のアプリを取り除く機能がありますので、アプリが多すぎる方はそれを参考に削除するのも一つの手だと思います。

    iTunesにバックアップを取る

    iPhoneの場合、iTunesでバックアップを取ることが可能です。

    iTunesにバックアップを取ったら、iPhone本体にある画像や動画を削除しましょう。

    そうすることで、大幅にストレージを増やすことができます。

    必要であればまた戻すこともできるので安心ですよね。

    オンラインストレージにデータを移す

    オンラインストレージとは、iCloudやGoogleドライブなどのことを言います。

    iPhoneであれば同じAppleのiCloudをおすすめしますが、有料になってしまうので注意が必要です。

    有料でも良いという方は、iCloudが接続もしやすく使いやすいと思います。

    Googleドライブのほかにも、現在は無料のオンラインストレージは豊富ですのでAppleに固執しなくても良いかもしれませんね。

    キャッシュや履歴を消す

    こちらも上記のAndroidのストレージを増やす方法で詳しくご紹介しています。

    知らず知らずのうちにキャッシュの機能でデータが保存されていますので、ストレージの容量を消費しているものの一つです。

    また、よく電話をするという方は着信履歴もこまめに削除することでストレージをへらせる可能性があります。




    スマホのストレージを増やすメリット

    スマホのストレージを増やすメリット

    スマホのストレージがパンパンだから増やしたい!

    そう思ってこちらの記事を読んでくださっている方がほとんどだと思います。

    ですが、実はストレージに少し余裕がある方でもストレージを増やすのにはメリットがあります。

    必要なアプリを探しやすくなる

    まず、ストレージを増やすのに手軽にできることはアプリを削除することだと思います。

    使わなくなったアプリを削除することで、いつもよく使うアプリを探しやすくなります。

    また、ホーム画面の整理にもつながりますよね。

    アプリを削除することはストレージを増やすだけでなく、必要なアプリが使いやすくなると思います。

    デバイスが故障してもデータが残る

    ストレージを増やすために画像や動画などのデータをどこかに移すとします。

    移すことで大量のストレージを増やすことができますが、ほかにも大きなメリットがあります。

    それは、デバイスが故障してもデータは残るということです。

    スマホ本体のみにデータを保存していると、スマホが故障したときに保存していたデータが消えてしまうかもしれません。

    ストレージを増やすことに加えて、その危険性も回避できるので一石二鳥ですね。

    スマホの動きが快適になる

    ストレージがいっぱいのままだと、スマホの動きが悪くなります。

    スマホの動作が遅かったり、アプリが強制終了されてしまったりする原因にはストレージ容量も大きく関係しているのです。

    ストレージを増やすことで、スマホの動きも快適になります。

    スマホのストレージを確認する方法(Android)

    スマホのストレージを確認する方法(Android)

    自分のAndroidのスマホのストレージはどのくらいなのか気になっている方も多いと思います。
    ここからは、ストレージを確認する方法をご紹介します。

    以下の方法でAndroidのストレージを確認することができます。

    1. 設定アプリを開く
    2. 「ストレージ」を押す

    これで全体のストレージの使用容量を確認できます。

    写真、音楽、ゲームなど、項目ごとに消費している容量も見ることができますね。

    もしストレージの場所が見つからなければ、設定メニューの検索で「ストレージ」と調べると出てきます。

    スマホのストレージを確認する方法(iPhone)

    スマホのストレージを確認する方法(iPhone)

    ここからは、iPhoneのストレージ容量の確認方法をが紹介します。

    以下の方法で、iPhoneのストレージを確認できます。

    1. 設定を開く
    2. 「一般」を押す
    3. 「iPhoneストレージ」を押す

    これで、ストレージの容量と、どのアプリにどのくらい使われているのかも確認できます。

    スマホのストレージの目安とは?

    スマホのストレージの目安とは?

    スマホを購入するときに一番悩むことと言えば、ストレージの容量だと思います。

    スマホを主にどうやって使うのか、AndroidかiPhoneかによって、ストレージの目安が変わってきます。

    AndroidとiPhoneに分けて、ストレージの目安を紹介していきます。

    Androidの場合

    Androidの場合は、一般的には32GBで十分だと言われています。

    ただし、OSシステムに約半分使われてしまうので実際に使えるのは16GBほどだと考えておいたほうが良いでしょう。

    アプリもそんなに使わないし、写真や動画もたくさん撮らない方は32GBで良いと思います。

    もし足りなくなっても、AndroidはマイクロSDカードに対応している機種がほとんどですので、後から対応することも可能です。

    日常的に動画を撮影する、写真を撮るのが趣味という方は、最低でも64GBはないと厳しいと思います。

    iPhoneの場合

    iPhoneの場合は、AndroidのマイクロSDカードのような後付けできるものがありません。

    そのため、お金に余裕があるのであればできるだけストレージの容量は多いほうが良いでしょう。

    ストレージの容量が足りなくなってしまうと、新しいiPhoneに買い替えたり何かを削除してストレージを増やす作業が必要になります。

    目安としては、今消費しているストレージの容量の倍以上が良いと思います。

    アップデートされるにつれ、システムが使うストレージの容量も増えていきます。

    また、最新機種はカメラの性能が良いだけにストレージの容量も大きいです。

    長く使うことを考えるのであれば、多めのストレージ容量を買うことをおすすめします。




    スマホの内部ストレージとしてSDカードを使う方法

    スマホの内部ストレージとしてSDカードを使う方法

    内部ストレージとしてSDカードを使うと、スマホ本体のストレージと同じような扱いで使用できます。

    しかし、ただSDカードを差すだけでは内部ストレージとしては使えません。

    以下の手順でSDカードをフォーマットしてくださいね。

    1. 設定を開く
    2. 「ストレージ」を押す
    3. SDカードを選択し、右上の…ボタンから「ストレージの設定」を押す
    4. 「内部ストレージとしてフォーマット」を押す

    これで、SDカードを内部ストレージとして使えるようになります。

    注意点なのが、このSDカードはこのスマホにしか使用できなくなるという点です。

    スマホから取り出してパソコンにデータを移動させたりできなくなりますので、定期的にバックアップを取ることをおすすめします。




    内部ストレージが増えるとどういったデメリットがあるのか

    内部ストレージが増えるとどういったデメリットがあるのか

    ここではまず内部ストレージが増えるデメリットについて紹介していきます。

    パソコンにしてもスマホにしてもまず大きな影響と言えば、「動作が重くなる」「動作がテキパキ動かなくなる」と考えておくといいでしょう。

    最終的にはスマホが固まって動かなくなることはあるかもわかりません。

    壊れるという事はないにしても毎日のように使うことができないスマホやパソコンはストレスがたまって仕方ないといってもいいでしょう。

    特にSNSを頻繁に行う人や、音楽やユーチューブ動画などの「声」をスマホの保存することが多い人は常にストレージの容量に気を付けておいたほうがいいです。

    2018年頃のスマホからはストレージに容量が足りない場合には「警告」を出してくれることが多くなっています。

    定期的に不要なファイルや動画を削除していくようにしましょうね。




    ストレージを減らす方法とは?

    ストレージを減らす方法とは?

    最も基本的な方法としては、スマホのブラウザのキャッシュを減らす方法が一般的とされています。

    キャッシュというのは、ネットを開いた時の履歴とでも言うべきでしょうか?

    画面は閉じたとしても、記録だけはスマホの中に残り続けるのでどんどんたまっていきます。

    キャッシュ削除という機能を使わないと、ほぼ消える事はないのでキャッシュ削除を定期的に行っていきましょう。

    注意点としてアプリを入れている場合には、アプリのデータが消えるなどの症状がでる事がありますので、アプリ内にあるキャッシュ削除機能を使うほうがいいです。

    ストレージの容量を減らす他の方法とは?

    他にもいくつかの方法があります。

    方法➀ 写真や動画を削除する(大事なものはバックアップ)

    方法➁ アプリを削除する(どんなアプリを入れているかわからない場合にはグーグルプレイのマイアプリ)

    方法➂ 不要なメールを削除する(スマホでは一括全削除はできないため一括で削除する場合にはパソコンでする)

    などがあり、基本的に本体からデータ量を減らすというのが大事な部分となります。



    ストレージが減るメリットとは?

    ストレージが減ることで、スマホがサクサクと動くことが1番に挙げられます。

    メリットとしては特にあるわけではありませんが、ストレージの容量が増える事によってスマホに影響が出てくることは間違いありません。

    ストレージは「設定」の中の「ストレージ管理」という画面から定期的に削除する事をおすすめします。




    ストレージの意味とは?【まとめ】

    ここまでストレージの意味について紹介してきました。

    ストレージとは場所のことを指している
    ストレージの容量は適度に削除が必要
    ストレージが増える=動作が遅くなる

    ストレージにデータがたまっていくことによって、スマホに障害が起こる事はどうしても避けたいですよね。

    ストレージがたまることは徐々に体をむしばんでいく病気のようにも感じます。

    ストレージの容量を減らす方法についても紹介してきましたので、暮らしの中でぜひ役立てればと思います。

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