おみそ汁など和食を作るのに欠かせない出汁。
でも、毎日出汁をとって作るのは大変ですよね。
そんな時に大活躍してくれるのが、顆粒だしです。
この記事では、顆粒だしについてから顆粒だしがない時の代用品まで紹介しています。
また、体に悪いという噂の真相についても解説しています。
便利な顆粒だしについて知りたい方は、ぜひご参考ください。
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顆粒だしとは?読み方は?

顆粒だしとは、粒や粉末になっているだしのことを言います。
読み方は「かりゅうだし」です。
鰹節や煮干しなどを粉末にして、調味料で味付けがしてあります。
鰹節を専用の削り器で削ったり、煮干しを煮立たせたりしてだしを取るのは大変ですよね。
忙しい生活の中で毎日となると、なおさらだと思います。
これらの手間を省いて、簡単にだしをとれるのが顆粒だしの魅力です。
おみそ汁を作るのも、沸騰したお湯に顆粒だしを溶かし入れて味噌や具材を入れるだけでとっても美味しくなります。
お湯に溶かすだけでだしが取れる優れものなので、子育て中や仕事が忙しい方にとってはうれしいですね。
顆粒だしを小さじで量った時の目安とは?

おみそ汁を作る際に、どのくらいの量を使えばいいのか目安がわからないですよね。
そんな時には、小さじスプーンを使うと簡単に目安がわかります。
小さじとは、調味料を量る目安となります。
しかし、小さじは調味料によって量った時の量が違いますのでよく使う調味料は覚えておくと便利です。
顆粒だしは、小さじ1杯で約3gです。
みそ汁1杯分を作りたい場合は、「お湯150mlに対して顆粒だし小さじ1/3杯」になります。
とはいえ、商品の粉の大きさによっても誤差が生じます。
あくまでも目安として、商品の使い方を読んで使用してくださいね。
顆粒だしとはどんなもので代用できる?

急いでいるときに限って、


そんなこともあると思います。
でも大丈夫です。
顆粒だしには代用できる調味料がありますので、紹介していきます。
顆粒だしの代用➀めんつゆ
めんつゆとは、主にそばやうどんなどの麺類を食べるときに使うことを目的に作られた調味料です。
カツオや煮干しからとっただしに、醤油、酒、みりん、砂糖などで作られています。
最近では、麺類だけでなく料理に使う方が増えています。
顆粒だしの代用➁昆布つゆ
昆布つゆとは、昆布でだしをとっためんつゆになります。
昆布だしなので、カツオや煮干しのめんつゆと比べて味わいがまろやかなのが特徴です。
顆粒だしの代用➂白だし
白だしとは、白醤油や薄口しょうゆなどの色が薄い醤油で作られています。
また、だしはカツオと昆布の1番だしが多いです。
「だしの入った醤油」と言われるほどで、和食には欠かせない万能調味料です。
顆粒だしの代用⓸だしパック
だしパックとは鰹節や煮干しなどがパックに入ったものになります。
鰹節を削るなどの下処理がいらないので、楽です。
沸騰したお湯に入れるだけでだしが取れるので、顆粒だしよりは時間がかかりますがより素材の味が楽しめます。
顆粒だしが体に悪いという噂はホント?

顆粒だしが体に悪いと言われる原因には、顆粒だしに使われている添加物によって味覚障害になるのではないかという噂があります。
添加物とは、加工や保存したりするために使う調味料のことを言います。
なぜ、味覚障害になるという噂が出てしまったのでしょうか?
顆粒だしは、素材からだしをとるのとは違い添加物が含まれているのでうまみ成分が強いです。
そのため、毎日ずっと顆粒だしを取り続けていると舌が強い味に慣れてしまい素材の味では物足りなくなってしまうのです。
舌が強い味に慣れてしまったがために、味覚障害になってしまったと勘違いしてしまい噂となってしまったのではないでしょうか。
毎日おみそ汁を飲む程度では、味覚障害になることはないので安心してくださいね。
顆粒だしのおすすめの使い方

基本的に、毎日顆粒だしをとるのはおすすめできません。
上記でも説明した通り味覚障害というのは大げさですが、強い味には慣れてしまうものです。
毎日顆粒だしを使うのではなく、基本的にはだしパックを使うなどの工夫をしてみるとよいでしょう。
とはいえ、顆粒だしは体に悪いから使うなと言っているわけではありません。
子育てや仕事が忙しい方にとってはとても日々の助けになるものです。
顆粒だしはどうしても時間がない時に使う、とするのをおすすめします。
顆粒だしとは?【まとめ】
ここまで、顆粒だしについて解説してきました。
顆粒だしがなくなってしまっても、身近なもので代用できるものがたくさんありましたね。
それでは、ここまでのまとめになります。
- 粒や粉末になっているだし
- お湯に溶かすだけでだしが取れる優れもの
- 読み方は「かりゅうだし」
- 小さじ1杯は3g
- お湯150mlに対して小さじ1/3杯
- めんつゆ、昆布つゆ、白だし、だしパックで代用できる
- 噂は、強い味に舌が慣れてしなうため
- 基本的にはだしパック、時間がない時顆粒だしがおすすめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、顆粒だしについて知りたいあなたのお役に立てれば幸いです。