皆さんはお肉が好きですか?
私は、毎週土曜日に鍋や焼肉をするほど大好きです。
牛肉と豚肉はスーパーに行くと「ロース」「サーロイン」「こま切れ」などたくさんの部位がありますよね。
なかでも、値段が400円台から10000円を超えるものまで幅広く、どの部位をえらんでいいのか困ってしまう人が多いのではないでしょうか。
また、栄養やカロリーは牛肉と豚肉でどう違いがあるのか?
ダイエットするなら牛肉と豚肉のどちらがよいのだろう?
と悩みがつきません。
この記事では
- 牛肉と豚肉で安い部位はどんなものがあるのか?
- 牛肉と豚肉の栄養やカロリーとは?
- ダイエットするなら牛肉豚肉どっちがおすすめ?
についてまとめていきたいと思います。
牛肉の安い部位とは?

牛肉にはたくさんの部位があります。
牛肉と豚肉のよくスーパーで見かける部位で、安い部位をそれぞれ5つご紹介します。
- 牛バラ 445円
- 牛肩肉 462円
- 牛モモ 485円
- 牛肩ロース 702円
- 牛リブロース 843円
牛肉の安い部位➀牛バラ(ともばら、かたばら)
赤身と脂肪が層になっていて三枚肉として有名です。
すき焼き・焼肉にオススメです。
かたばらは、ハンバーグにすると特に美味しく食べる事ができます。
牛肉の安い部位➁牛肩肉
赤身肉で、たんぱく質が多く脂肪が少ない肉です。
シチューなどの煮込んで作る料理にオススメです。
脂肪が少ない分どうしても固いので焼き肉などよりも煮込むといいです。
牛肉の安い部位➂牛モモ(そともも)
一番使われる筋肉部分の肉なので、キメが粗く硬めの肉です。
煮込み料理・焼肉・炒め物にオススメです。
焼肉にした場合には、脂身が少ないため淡白な味になります。
牛肉の安い部位⓸牛肩ロース
ほどよく霜降りになっていて、柔らかくキメが細かい肉です。
すき焼き・焼肉・しゃぶしゃぶにオススメです。
モモ肉ほどではないですが、脂身が少なめなので赤身肉が好きな人におすすめです。
牛肉の安い部位⓹牛リブロース
肉本来の味が味わえて肉々しく、赤身と脂肪のバランスがいい肉です。
ステーキ・ローストビーフ・すき焼きにオススメです。
牛肉のリブロースはステーキハウスでも出るほどおいしい肉で、焼肉よりステーキ向きといえるでしょう。
豚肉の安い部位とは?

スーパーで見かける商品では、豚肉は比較的金額が安めです。
その中でも豚肉の安い部位を紹介します。
- 豚細切れ 138円
- 豚モモ 178円
- 豚バラ 198円
- 豚肩ロース 238円
- 豚ロース 258円
豚肉の安い部位➀豚細切れ
スーパーや専門店が販売している豚肉の部位から、ランダムで入っています。
モモ、バラ、ウデ、ロースが入っていることが多く、厚さや大きさがバラバラです。
煮物・炒め物・揚げ物にオススメです。
豚肉の安い部位➁豚モモ
赤身肉で、キメが細かく脂肪が少ない肉です。
切り方次第で、いろいろな料理に使用できます。
煮込み・ロースト・炒め物にオススメです。
豚肉の安い部位➂豚バラ
赤身と脂肪が層になっていて、三枚肉として有名です。
スペアリブで使用するのは、骨付きのバラ肉です。
シチュー・角煮・豚汁・炒め物にオススメです。
豚肉の安い部位⓸豚肩ロース
赤身に脂肪があり、豚肉としては珍しいと言われています。
ロースよりも濃厚な味を楽しむことができます。
シチュー・生姜焼き・炒め物にオススメです。
豚肉の安い部位⓹豚ロース
脂身が美味しく、キメが細かい肉です。
ソテー・とんかつにオススメです。
牛肉と豚肉を比較してみると、豚肉の方がお手頃な値段ということが分かりますね。
牛肉の栄養とカロリーは?
牛肉と豚肉の栄養とカロリーはどう違うのか、疑問に思ったのでそれぞれについて調べてみました。
- モモ 165キロカロリー
- かた 180キロカロリー
- リブロース 231キロカロリー
- 肩ロース 240キロカロリー
- バラ 371キロカロリー
牛肉に含まれる栄養素には「たんぱく質」「亜鉛」「ヘム鉄」「ビタミンB12」「ナイアシン」があります。
牛肉に含まれる栄養素➀たんぱく質
三大栄養素の一つとして有名です。
人体の大部分を構成している成分といっても過言ではないぐらい、重要な栄養素です。
しかし大切だからといって摂取のし過ぎ(摂りすぎ)は、肥満や、腎臓病・尿道結石などの腎臓の病気になってしまうので注意しましょう。
不足すると「筋肉減少」「髪がバサバサになる」「集中力が続かなくなってしまう」といった症状があらわれてしまいます。
牛肉に含まれる栄養素➁亜鉛
ミネラルの一つで、筋肉・骨・皮膚・膵臓などの臓器に多く存在します。
亜鉛は自身の身体で作り出すことができないため、食べ物やサプリメントで摂取しなければなりません。
摂取しすぎると「免疫障害」「下痢」「吐き気」がおこります。
不足すると「貧血」「味覚障害」「免疫力低下」などの症状をひきおこしてしまいます。
味覚の異常を引き起こすとも言われています。
牛肉に含まれる栄養素➂ビタミンB12
ビタミンB群の一つで、水に溶けやすい水溶性ビタミンです。
補酵素で、核酸の代謝やアミノ酸の代謝の役割を担っています。
多く摂取しすぎた分は、吸収されずに尿として排出されます。
不足すると「疲労」「しびれ」「体重減少」をひきおこしてしまいます。
牛肉に含まれる栄養素⓸ヘム鉄(鉄分)
酸素を身体全体に運ぶことで知られていて、小腸で吸収されます。
代謝で消費されてしまうため、食べ物やサプリメントで補わないと鉄不足になってしまいます。
不足すると「貧血」「頭痛」「氷食症」「食欲不振」をひきおこしてしまいます。
牛肉に含まれる栄養素⓹ナイアシン
水溶性ビタミン群の一つで、補酵素としての働きがあります。
体内で、必須アミノ酸のトリプトファンから作り出すことができます。
不足すると「下痢」「皮膚炎」「神経障害」をひきおこしてしまいます。
豚肉の栄養とカロリーは?

牛肉と比べて豚肉はカロリーは低いのでしょうか?
豚肉のカロリーについても見ていきましょう。
- モモ 183キロカロリー
- 肩ロース 253キロカロリー
- ロース 263キロカロリー
- バラ 395キロカロリー
*細切れはいろいろな部位が入っているため、正確なカロリーはわかりません。
豚肉に含まれる栄養素は「たんぱく質」「亜鉛」「鉄分」「ビタミンB12」「ビタミンB1」があります。
牛肉の部分で解説した栄養素の説明は省きます。
豚肉に含まれる栄養素➀ビタミンB1
糖質をエネルギーに変えるという働きがある、水溶性ビタミンです。
エネルギーの消費が激しいスポーツをしている人や、糖質をたくさんとる人は必須となるビタミンです。
多く摂取しすぎた分は、尿として体外へ排出されます。
サプリメントを過剰に摂取しすぎると、頭痛、かゆみなどの症状があらわれてしまいます。
不足すると「動悸」「食欲不振」「脚気」をひきおこしてしまいます。
牛肉と豚肉で、共通している栄養素がいくつかあることがわかりました。
カロリー(に関しては)は、牛肉と豚肉であまり違いがないことも同時にわかりました。
カロリーを気にしている人はどちらを食べても変わらないという事です。
ダイエットするなら牛肉豚肉どっち?

栄養とカロリーにおいて、牛肉と豚肉の両者にはあまり違いがないように感じられました。
ダイエットするなら、どちらがどのようなタイプの人に向いているのだろう?という疑問がうかんできたので、調べてみました。
牛肉がダイエットに向いているタイプ
モモやヒレなどの、カロリーが低い赤身肉がオススメです。
赤身肉には、L-カルニチンという脂肪燃焼効果が強いアミノ酸が含まれています。
スポーツなど運動量・活動量が多い活動をすると消費されてしまうため食べ物から摂取しましょう。
カルニチンは、体内で作り出すことができます。
せっかくダイエットしているのに、カロリーの高い調味料を使用してしまっては本末転倒です。
砂糖やマヨネーズなどはカロリーが高くなってしまうため、ニンニクやわさびなどの香辛料を使用し、味付けをするようにしましょう。
おかずは、海藻や野菜などの水溶性食物繊維を摂取するようにしてください。
運動をしたり、活動量が多い人は牛肉がダイエットにオススメです。
バランスのよい食事を心がけましょう!
豚肉がダイエットに向いているタイプ
肩やモモなどの、脂肪の少ない赤身肉がオススメです。
脂身がなるべく少ない部位を選びましょう。
牛肉と同じように、L-カルニチンが含まれています。
ビタミンB1がたくさん含まれているので、炭水化物が大好きという人は豚肉がダイエットに向いています。
とんかつのように油で揚げるのではなく、蒸したり、煮たり、ゆでたりして調理してください。
ニンニク、生姜などのカロリーの少ない調味料を使用しましょう。
豚肉に脂肪燃焼効果が高いアミノ酸が含まれているのは、嬉しいですね。
牛肉と豚肉の安い部位【まとめ】
さて、今回は牛肉豚肉の安い部位やダイエット、栄養についてまとめてみました。
牛肉と豚肉の安い部位はそれぞれ5つです。
牛肉 ・牛バラ
・牛肩肉
・牛モモ
・牛肩ロース
・牛リブロース
豚肉 ・豚細切れ
・豚モモ
・豚バラ
・豚肩ロース
・豚ロース
牛肉と豚肉の栄養やカロリーはそれぞれ以下の通りです。
牛肉 ・モモ 165キロカロリー
・かた 180キロカロリー
・肩ロース 240キロカロリー
・リブロース 231キロカロリー
・バラ 371キロカロリー
<たんぱく質、亜鉛、ヘム鉄、ビタミンB12、ナイアシン>
豚肉 ・モモ 183キロカロリー
・肩ロース 253キロカロリー
・ロース 263キロカロリー
・バラ 395キロカロリー
<たんぱく質、亜鉛、鉄分、ビタミンB12、ビタミンB1>
ダイエットをするならタイプ別に分けるなら以下の通りです。
牛肉はスポーツや毎日よく活動をしている人
豚肉は炭水化物が好きな人
牛肉と豚肉それぞれのよさが、よくわかりました。
日々の運動や食事がとても大切です。偏った食生活にならないように、規則正しい生活を送るように心がけてくださいね。
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