ブルーベリーは、収穫期間が限られていること、収穫後には、徐々に栄養価が落ちていくなど、とても繊細なフルーツで旬の時期が短いです。
そのため、スーパーなどで売られているブルーベリーは冷凍がほとんどです。
「でも冷凍だから、体に悪いのでは?」「きっと添加物も入っていて体に悪いに決まっている!」と心配されているあなた!
いえいえ、冷凍ブルーベリーは体に悪いどころか健康をもたらす食べ物です。
今回は、そんな冷凍ブルーベリーのお買い得品や有益な情報をいろいろ解説していきます。
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冷凍ブルーベリーは実は体にいい

他の冷凍食品に関しても同じですが、体に悪いと考える事は間違いだと私は思います。
しかし中国の冷凍餃子事件などから、体に悪いというイメージが定着しているのも事実です。
ここではなぜ冷凍ブルーベリーが体に悪くないといえるのかについて解説していきたいと思います。
冷凍ブルーベリーは食品添加物は不使用
スーパーで販売している冷凍ブルーベリーの原材料の欄をみると、ほぼ間違いなく、「ブルーベリー」のみで、添加物は入っていません。
ちなみに、スーパーの果物売り場で、乾燥させたブルーベリーも時々、見かけますが、この乾燥ブルーベリーには、添加物が入っていることがほとんどです。
冷凍ブルーベリーは栄養バランスは偏っていない
ブルーベリー自体は、低カロリーかつ糖質(※)も少なめな食材です。
冷凍ブルーベリーの原材料が「ブルーベリー」のみということは「カロリー」「塩分」「糖分」のとり過ぎも気にしなくて大丈夫です。
むしろ、ブルーベリーには体に良い栄養素がたくさん含まれています。
冷凍ブルーベリーの特徴は自然の酸味と甘み
味付けも自然のブルーベリーなので酸味と甘みが程よく調和したさわやかな味わいです。
変な味付けがされていないので、安心してブルーベリー本来のおいしさを味わうことができます。
冷凍ブルーベリーの効果と栄養とは?

ブルーベリーには様々な効果があるとされています。
では、冷凍ブルーベリーの代表的な効果を3つ解説しましょう。
ブルーベリーの効果➀目の疲れの解消
冷凍ブルーベリーには、アントシアニンがたくさん含まれています。
ポリフェノールのひとつであるアントシアニンは、網膜にある「ロドプシン」というたんぱく質の合成を助けてくれる役割があります。
パソコンやスマホ、テレビの見過ぎで目を酷使したり、加齢によって、この「ロドプシン」が減ってしまい、焦点が合いづらくなったり、物がぼやけて見えてしまいます。
まさに現代人にとっては、とてもありがたい効果ですね。
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ブルーベリーの効果➁抗酸化作用
私たちの体を細菌などから守ってくれる「活性酸素」は、とてもありがたい存在です。
しかし、その一方で量が増えすぎると、「活性酸素」の酸化作用が強すぎて、自分の細胞にダメージを与えてしまいます。
わかりやすく言うと体をサビさせて細胞の老化を早めたり、病気を引き起こしたりします。
この酸化から守ってくれる効果のことを「抗酸化作用」と呼んでいます。
ビタミンEには抗酸化作用があり、ブルーベリーにたくさん含まれています。
やわたのDHA&EPAではビタミンEを豊富に摂ることができます。(詳しくは下記リンクから)(送料込)税込2490円
ブルーベリーの効果➂整腸作用
冷凍ブルーベリーには、食物繊維もたくさん含まれています。
食物繊維は腸の環境を整えてくれる作用があり、便秘でお悩みの方はもちろんのこと、生活習慣が乱れがちな現代人にとっても大変ありがたい効果ですね。
特に便秘などでお悩みの方はブルーベリーの効果によって整腸作用が期待できます。
冷凍ブルーベリーは体に悪い?

一般的に冷凍食品というと、体に悪いイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?
しかし冷凍ブルーベリーは適量に食べる分には体に悪いといったことはありません。
なぜ冷凍ブルーベリーが体に悪いといわれているのかについて3つの理由をあげてみたいと思います。
冷凍ブルーベリーが体に悪いといわれる理由➀食品添加物の使用
冷凍食品によっては「保存料」「酸化防止剤」「着色料」「調味料」「香料」など様々な食品添加物が使用されています。
もちろん人が好む味付けにするためで、売れるように工夫されているためです。
食品添加物は人間にとっては体に悪いと言われています。
冷凍ブルーベリーは長期保存ができる事から、保存料が多く使われていると思われていますが実際は適量にしか使われていません。
冷凍ブルーベリーが体に悪いといわれる理由➁栄養バランスに偏りがある
2021年現在でこそ冷凍のカット野菜などが増えてきましたが、冷凍食品はもともと揚げ物、肉類、麺類などがほとんどでした。
冷凍食品は、電子レンジを使ってすぐに調理ができるという手軽さがあります。
その一方で、カロリー、塩分、糖質のとり過ぎにより、栄養バランスが偏ってしまうということから、冷凍ブルーベリーを含む冷凍食品が体に悪いというイメージが付いたと考えられます。
冷凍ブルーベリーが体に悪いといわれる理由➂味付けが濃い。
市販の加工食品全般に言えることですが、味付けを濃く作られています。
理由としては、みんなに好まれる味にするため、味付けを濃いめにしたり、保存期間を長くするために、砂糖や塩をたくさん使用しています。
このような理由により、ブルーベリーを含む冷凍食品は体に悪いと思われています。
冷凍フルーツも体に悪い?

冷凍フルーツは過剰に食べなければ、体に悪い影響を及ぼすことはありません。
生のフルーツよりも、冷凍フルーツの方が栄養価が高くてオススメです。
ジョージア大学の研究によると、ビタミンCなどの栄養成分の量に違いは見られないものの、生のフルーツよりも長時間栄養を失わないことが明らかにされました。
栄養が失われずに保たれていたのか、疑問ですよね。
それは、栄養成分の腐敗を進めてしまう酵素の働きを止めていたから。
収穫仕立て(購入したばかり)の状態を保つことができます。
スーパーで、冷凍フルーツを購入している人が多いです。
お手軽なので、私もよく購入します。
しかし、これはあまりオススメできません。
袋詰めになっている冷凍フルーツには、添加物が使用されていることがほとんどです。
少し手間がかかりますが、自分でフルーツを冷凍するようにしましょう。
冷凍のブルーベリーに発がん性の心配は?

冷凍のブルーベリーに発がん性の心配はありません。
残留農薬が検出されたとの報告がなされたために、「冷凍のブルーベリーは危険!」や「発がん性がある」と言われたのでしょう。
多く検出された残留農薬は、以下の3つ。
● シプロジニル
● フルジオキソニル
● ボスカリド
それぞれについて、軽く触れていきますね。
シプロジニル
アニノピリミジン系殺菌剤。
チバカイギ₋社(現在のシンジェンダ社)によって開発されました。
白色粉末で、無臭です。
日本では、1998年に初めて農薬として登録。
また、アメリカ・EUを含めた約50ヵ国で、農薬として登録されました。
病原菌を栄養不足にすることで、菌糸の植物体内への侵入・伸長を阻害する働きがあります。
フルジオキソニル
フェニルピロール系の殺菌剤。
防カビ剤としても有名です。
シプロジニルと同様、チバカイギ₋社(現在のシンジェンダ社)が開発しました。
現在、70カ国以上が農薬として登録しています。
日本では、1996年に登録されました。
空気感染性や、土壌感染性の植物病害に対して高い効果が得られます。
収穫後に防カビのために使用するため、添加物とみなされることも。
ボスカリド
アニリド系化合物の殺菌剤。
1992年BASE社が発見しました。
日本では、2005年1月に初めて農薬として登録。
細胞小器官である、ミトコンドリアに働きかけます。
ミトコンドリア内膜にあるコハク酸脱水素酵素系複合体の、電子伝達系の働きを阻害することがわかっています。
効果があるとされているのは、灰色カビ病と菌核病。
上記の3つは、殺菌剤であることがわかりました。
どれも基準値を下回っていますので、体に害を及ぼすことはありません。
冷凍ブルーベリーはそのままでも食べられる?

冷凍したブルーベリーは、長期間保存することができるので便利ですよね。
一方で、解凍して食べるのが面倒と思うかもしれません。
しかし、冷凍ブルーベリーはほかの冷凍フルーツとは違い、凍ったままでもおいしく食べられます。
なぜなら冷凍ブルーベリーは粒が小さいために冷凍しても硬すぎないからです。
夏であればアイス代わりのように冷たくておいしいおやつになりますよね。
少し時間御置いて半解凍にすれば、冷凍したものをそのまま食べるよりも甘みが増してスイーツのようになります。
自分の好きな溶け具合を探してみるのはいかがでしょうか?
また、冷凍ブルーベリーは生のものと比べても大きく味が変わりません。
それどころか、ブルーベリーを冷凍したほうが目に良いと有名なアントシアニンが増えるという研究結果も出ています。
そのため、ブルーベリーは冷凍しておいたほうが手軽に食べられて栄養価も高まるのでおすすめです。
ただ、冷凍ブルーベリーの賞味期限は6ヶ月から1年で、1年以上冷凍したものに関してはだんだんと味が落ちてしまいます。
できるだけ早めに食べきれるようにしましょうね。
冷凍ブルーベリーは毎日食べても大丈夫?

冷凍ブルーベリーは、体に悪いわけではないのであればどれだけ食べても大丈夫なのでしょうか?
確かに低カロリー(100g辺り48kcal)で糖質低め(100g辺り10g)な食材ではあるものの、やはり食べ過ぎには注意が必要です。
特に糖質制限をされている方の場合は1日の糖質の摂取量の目安はおおよそ100g程度ですから、他の食材に含まれる糖質の量に合わせて、冷凍ブルーベリー量の調整が必要です。
ブルーベリーは食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれる作用がありますので、食べ過ぎると下痢になることもあります。
どんなに体に良い食材でも適量を守ることは大切ですね。
冷凍ブルーベリーの解凍方法と保存方法

冷凍ブルーベリーの効果や効能について解説してきましたが、解凍方法と保存方法についても解説しておきたいと思います。
冷凍ブルーベリーの解凍方法
冷凍ブルーベリーの素晴らしさについてお伝えしてきましたが、では実際に食べる時どのように解凍するのが良いのでしょうか?
答えとしては「食べ方に合わせて解凍方法を選ぶ!」です。
冷凍ブルーベリーの食べ方は、ヨーグルトやアイスクリームのトッピングや、バナナやリンゴと一緒にスムージーにしたり、ジャムにしたり、いろいろあります。
その食べ方に合わせて解凍方法を選ぶのが良いでしょう。
- ジャムなど加熱する場合は、常温で30分ほど解凍する
- スムージーなどに使う場合は凍ったまま使用するとシャーベットような食感に
- チーズケーキやホットケーキのトッピングとして使う場合は、冷蔵庫で解凍する
冷凍ブルーベリーの保存方法
もし、生のブルーベリーを保存する場合は傷のある実を取り除いて水洗いしましょう。
その後ペーパータオルで水気をとり、小分けにして冷凍保存しましょう。
このようにすることで、冷凍庫からの出し入れによる影響を減らすことができ、約6カ月程度は、保存することができます。
おすすめの冷凍ブルーベリーは?

いろいろな冷凍食品のブルーベリーがあります。
ここまで紹介した商品以外のおすすめの冷凍ブルーベリーを紹介します。
※品物によってAmazonのみ、楽天のみの取り扱い商品があります。
冷凍ブルーベリーのカロリーは?

ベリー系の果物は、果物の中でもカロリーが低いことが有名です。
冷凍ブルーベリーもベリー系の果物なので、カロリーが低いと言われています。
ダイエットや健康に気を付けている方なら、冷凍ブルーベリーのカロリーがどのくらいなのか気になりますよね。
そんな冷凍ブルーベリーのカロリーは、100gあたり49㎉で糖質は8.6㎉です。
1粒(約2g)に換算すると、1㎉で糖質は0.2gになります。
カロリーと同様に低糖質なので、糖質ダイエットをしている方も小腹がすいた時に食べられるおやつとしておすすめです。
しかし、カロリーがものすごく低いというわけではありません。
同じベリー系であるイチゴとカロリーを100gあたりで比べてみましょう。
・冷凍ブルーベリー カロリー:49㎉ 糖質:8.6g
・イチゴ カロリー:31g 糖質:6.1g
このように、カロリーと糖質ともにイチゴよりも冷凍ブルーベリーのほうが高いことがわかります。
冷凍ブルーベリーは、1粒が小さいだけについつい口に運んでしまいますよね。
一般的な食べ物やお菓子よりもカロリーが低いとはいえ、数を多く食べればそれだけカロリーや糖質は増えてしまいます。
冷凍ブルーベリーを食べる1日の目安としては、60~120粒です。
カロリーが低いからと過信しすぎずに、食べすぎには注意しましょう。
冷凍ブルーベリーは体に悪い【まとめ】
ここまで冷凍ブルーベリーについて解説してきました。
フルーツの中では、決してメロンやブドウのように目立つ存在ではありません。
しかし、栄養価も高く素晴らしいフルーツであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
それでは、最後にまとめです。
- 冷凍ブルーベリーは体に悪くない
- 冷凍ブルーベリーは毎日食べても大丈夫
- 冷凍ブルーベリーの効果➀目の疲れの改善
- 冷凍ブルーベリーの効果➁体の酸化を防ぐ
- 冷凍ブルーベリーの効果➂腸内環境の改善
- 冷凍ブルーベリーの解凍は食べ方に合わせる
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を読んで、冷凍ブルーベリーの素晴らしさが少しでも伝わり、あなたの食生活に「冷凍ブルーベリー」を取り入れていただければ幸いです。
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