大切な人に花を贈るとき、どんな花を贈ればよいか迷った経験はありませんか?
選ぶときに参考になるのが「花言葉」です。
花言葉は、それぞれの花に象徴的な意味を持たせた言葉です。
贈る側の気持ちを花に込めて伝えられます。
この記事では、花言葉がかっこいい花9つ紹介しています。
中には日本での呼び名である和名もかっこいい花や、裏の花言葉を持つ花もあります。
あまり聞いたことのない、珍しい花言葉を中心に集めてみました。
かっこいい花言葉を贈りたいと思われている方や珍しい花言葉を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
かっこいい花言葉を持つ花とは?

花言葉には、可愛らしいものやかっこいいものなど様々あります。
ここでは、かっこいい花言葉を持つ花を紹介していきます。
オキザリス
オキザリスの花言葉は、「決してあなたを捨てません」「輝く心」です。
オキザリスは雑草の1種であるカタバミの仲間で、初心者でも育てやすいです。
秋から春にかけて白やピンクなどの小さな花を咲かせます。
雑草の仲間であることから、1度生えたらとられてもしぶとくまた生えてきます。
「決してあなたを捨てません」の花言葉の由来は、この力強い生命力からきています。
パートナーに贈る言葉として、ぴったりではないでしょうか。
ベニバナトキワマンサク
ベニバナトキワマンサクの花言葉は、「私から愛したい」「おまじない」です。
ベニバナトキワマンサクは常緑樹で、樹高は3~6mにもなり葉を密に茂らせます。
そのため、生垣にしている家庭も多いと思います。
花が満開の時期になると、濃いピンク色の花がリボンのように木全体に咲いてとても可愛らしいです。
ピンクという色は、恋愛を想像することができると思います。
そこから「私から愛したい」という花言葉が付けられたといわれています。
道端でベニバナトキワマンサクを見つけたら、恋人に花言葉を使って愛を伝えるのはいかがでしょうか。
バイモ
バイモの花言葉は「凛とした姿」「謙虚な心」です。
春に咲く球根植物で、赤色や淡い緑色の花を咲かせます。
バイモが下向きにつつましく咲いている様子が花言葉の由来です。
凛とした、素敵な女性に贈るのにぴったりですね。¥
日本名(和名)もかっこいい花

ここからは、花言葉だけでなく日本名(和名)もかっこいい花をご紹介していきます。
アセビ(馬酔木)
アセビの花言葉は、「二人で旅をしよう」「この身を捧げます」です。
2~4月に壺のような形の小さな花をたくさん咲かせます。
枝や葉にアセボチンという有毒成分を含んでいて、馬が食べると足がしびれて酔っぱらったように見えます。
そこから「馬酔木」という和名で呼ばれるようになりました。
「この身を捧げます」は、ギリシャ神話に出てくる国のために命をささげたアンドロメダに由来していると言われています。
アセビを見かけたときに和名の由来を知っていたら、人気者になれそうですね。
ストレリチア(極楽鳥花)
ストレリチアの花言葉は「輝かしい未来」です。
きれいで華やかなオレンジ色の花を咲かせます。
とても華やかな姿が極楽鳥に見えることから「極楽鳥花」という和名で呼ばれるようになりました。
見た目が明るく、希望に満ちていることが「希望に満ちている」の花言葉の由来です。
華やかな日や、めでたい日にぴったりだと思います。
シロタエギク(白妙菊)
シロタエギクの花言葉は「あなたを支えます」です。
初夏に黄色い花を咲かせます。
菊に似ていますが、茎や葉が白い色をしているのが特徴です。
そこから「白妙菊」という和名で呼ばれるようになりました。
シロタエギクはほかの花を引き立てる名脇役で使われることが多いため、「あなたを支えます」という花言葉になったと言われています。
支えてあげたい相手に花言葉を添えて贈ってみてはいかかでしょうか。
紫のビオラ(三色菫)
紫のビオラの花言葉は「ゆるぎない魂」です。
寒い季節にもきれいな花を咲かせるので、冬から春先まで長く楽しめます。
ギリシャ神話に、牛の姿に変えられてしまったゼウスのことを変わらずに愛し続けたというイオの話が出てきます。
そこから「ゆるぎない魂」という花言葉が由来していると言われています。
黄色・紫・黒など、三色で構成されている品種が多いことから「三色菫」という和名で呼ばれています。
身近によくあるビオラに、情熱的な花言葉が付いていたのは驚きですね。
かっこいい裏の花言葉を持つ花

かっこいい花言葉を持つ花には、正反対の意味の裏の花言葉を持つ花もあります。
ここからは、裏の花言葉を持つ花を紹介していきます。
ムスカリ(葡萄風信子)
ムスカリの花言葉は「黙っていても通じる心」「絶望」です。
春に咲く球根植物で、青くて葡萄のような形をした花が咲きます。
和名は、葡萄のような形が由来していると言われています。
可愛らしい花は小さくて控えめなので、春の花を引き立たせます。
寄せ植えなど、ほかの花との相性がいいことから「黙っていても通じる私の心」という花言葉になったと言われています。
それに対して、「絶望」という裏の花言葉があります。
ムスカリはヒヤシンスに近い品種で、ヒヤシンスの青い花は悲しみの象徴とされています。
ムスカリも青い花であることから、悲しい印象が付いてしまったようです。
ジギタリス(狐の手袋)
ジギタリスの花言葉は「熱い言葉は隠せません」「不誠実」です。
1mほどの茎の先に、赤・黄色・ピンクなどの様々な色の花がびっしりと咲きます。
全体に強い毒を持っている花です。
強烈な毒と華やかな見た目から、熱い花言葉になったと言われています。
誰かに熱い思いを伝えたいときに良い花言葉ですね。
ジギタリスの花の形は指のようになっています。
妖精が狐にジギタリスの花を手袋として贈ったという話があり、「狐の手袋」という和名になったと言われています。
また、「不誠実」という裏の花言葉があります。
ギリシャ神話で、ゼウスがサイコロ遊びにはまりそれを見かねた妻のヘラがサイコロをジギタリスに変えてしまったという話があります。
ゼウスの不誠実さが花言葉の由来となっています。
元気が出る花言葉を持つ花

ここまで、かっこいい花言葉を持つ花をご紹介してきました。
ここからは、元気が出る花言葉を3つ紹介します。
ベルフラワー
ベルフラワーの花言葉は「楽しいおしゃべり」です。
春に、紫色の2㎝ほどしかない小さな花を咲かせます。
花が上や横に向いてたくさん集まって咲くことから、隣の花とおしゃべりを楽しんでいるように見えます。
「楽しいおしゃべり」の花言葉の由来は、花同士がおしゃべりを楽しんでいる様子からつけられたと言われています。
見ているこちらまで楽しくなってしまうような、素敵な花言葉ですよね。
クモマグサ
クモマグサの花言葉は「活力」です。
春に赤や白、ピンクの花を咲かせます。
元々は高山などの厳しい環境の中で自生していた花です。
厳しい環境の中でも花を咲かせる力があることから、「活力」という花言葉が付きました。
元気がない時に、活力になってくれそうですね。
リムナンテス
リムナンテスの花言葉は「愉快な気分」です。
春に、黄色と白の配色の花を咲かせます。
花言葉の由来は、はっきりとわかっていません。
ですが、リムナンテスは目玉焼きのようなゆで卵を割ったような面白い見た目です。
変わった可愛らしい見た目が、愉快な気分にさせてくれること間違いないと思います。
花言葉がかっこいい花【まとめ】
ここまで、花言葉がかっこいい花について紹介してきました。
身近な花からあまり見かけない花まで、全ての花に花言葉があります。
今回のような花言葉がかっこいい花のように、ひとつのことに絞って探してみると好きな花言葉が見つかるかもしれませんね。
花言葉は誰かに贈るときに参考にするこいですが、ガーデニングをする際の参考にするのもおすすめです。
あなたの生活にもお花を取り入れてみてはいかかでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が花言葉を知りたいあなたのお役に立てれば幸いです。
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