ガソリン添加剤を入れる適切な頻度とは?効果やデメリットも解説!

 

車でドライブや仕事に行くときに必ずかかるのがガソリン代。

ガソリン代を節約する人の中にはガソリン添加剤を入れている人も多いでしょう。

ガソリン添加剤は入れすぎるとあまり車に良くないとも聞きますよね。

それではガソリン添加剤はどの程度の頻度で入れると効果的なのでしょうか?

この記事では、ガソリン添加剤を入れる頻度やメリットについて解説しています。




ガソリン添加剤を入れる適切な頻度とは?

ガソリン添加剤を入れる適切な頻度とは?

ガソリン添加剤はガソリンと混ぜることにより、燃料供給経路などの内部に溜まった汚れを洗浄する効果があります。

そのため添加剤を入れるタイミングとしてはガソリンを給油する直前になります。

ただ給油の度に入れるのではなく半年に1回、かつオイル交換前に入れるのがベストです。

添加剤を入れるタイミングについては【こちら】の記事も参考になります。

なぜならガソリン添加剤の洗浄効果により汚れがエンジンオイルに溶け出し、オイルが汚れてしまうからです。

そのため、オイル交換の一ヶ月程前にガソリン添加剤を入れ、汚れがオイルに溶け出したところでオイル交換をするのがベストなタイミングだと言えるでしょう。

ただし、古い車や長期間乗っていなかった車、あるいはガソリン添加剤を初めて使う場合などは2回連続で使用することもあります。




ガソリン添加剤を入れる効果とは?

ガソリン添加剤を入れることによってもたらされる効果は製品によって様々です。

ガソリン添加剤を入れる効果
  • エンジン内部の洗浄
  • 防汚・防錆効果
  • 潤滑油の役割
  • 燃料の劣化防止

などの効果があります。

洗浄効果だけでなく劣化防止効果もあるので、走行距離の長い車にはもちろんのこと、あまり使用していない車に使ってもトラブル防止として効果的と言えます。

ガソリン添加剤を入れるメリット

ガソリン添加剤を入れるメリット

ガソリン添加剤を入れるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

たった1つの添加剤ではありますが、大きなメリットがいくつもあります。

ガソリン添加剤を入れるメリット➀洗浄効果

車を使用し続けることによりエンジン内部にはカーボン汚れが溜まっていき、蓄積されたカーボンによって摩擦抵抗が起きるとエンジン性能が低下してしまいます。

そうなってしまった車にガソリン添加剤を使用することでエンジン内部のカーボン汚れを除去し、エンジンが本来の性能を取り戻すことができるのです。

そのため中古車を買った際や、走行距離の長い車に使うと効果を実感しやすいでしょう。

ガソリン添加剤を入れるメリット➁防汚・防錆効果

ガソリン添加剤にはコーティング剤としての役割もあり、タンク内や燃料供給経路などの防錆効果が期待できます。

つまり中古車や走行距離の長い車でなくても、防汚・防錆対策をすることでトラブル防止に役立ってくれるのです。

ガソリン添加剤を入れるメリット➂燃料の劣化防止

ガソリン添加剤は、長期間使用しないあるいは使用頻度が少なくあまりガソリンが減らない車に使うことで、ガソリンの劣化を防いでくれる効果もあります。

ガソリンは時間とともに劣化していき、変色したり異臭を放ったりすることがあります。

ここまで劣化してしまったガソリンを使用すると車にとって大きなダメージとなりトラブルに繋がります。

そうなる前にガソリン添加剤を入れることでガソリンの劣化を大幅に遅らせることができるのです。

ガソリン添加剤を入れるメリット⓸潤滑油としての役割

ガソリン添加剤を入れることで、エンジン内部の金属部品の摩擦低減効果があります。

車の潤滑性を良くすることは車の寿命を延ばすことにも繋がります。




ガソリン添加剤を入れるデメリット

とても便利なガソリン添加剤ですが、一方でデメリットもあります。

どのようなデメリットがあるのかについて見ていってみましょう。

ガソリン添加剤のデメリット➀人と車によっては効果を実感できない

ガソリン添加剤の効果はエンジン内部で発揮されるため目には見えません。

また、ガソリン添加剤は車の性能をパワーアップさせるものではなく、あくまで洗浄して本来の性能を取り戻すものです。

汚れなどを防止するものなので、元々の車の状態によっては「何も変わらない」と感じることも十分あり得ます。

劇的に燃費が良くなる、走りが良くなる、などの効果を期待しすぎているとガッカリしてしまうかもしれませんね。

ガソリン添加剤のデメリット➁オイルが汚れてしまう

ガソリン添加剤を入れた後はその洗浄効果により汚れがオイルに溶け出します。

汚れが流れておいるとまざってしまい、オイルが真っ黒になってしまうこともあります。

オイル交換した後やオイル交換と同時にガソリン添加剤を入れてしまう事で、せっかく交換した新しいオイルが汚れてしまうデメリットがあります。

つまり、オイル交換時期を早めてしまうことにもなります。

ガソリン添加剤のデメリット➂入れすぎは不調の原因に

ガソリン添加剤を入れすぎると、エンジンの回転数が上がりにくくなったり、アイドリングが不安定になったりすることがあるようです。

効果を実感したいからといって入れすぎないように注意しましょう。

ガソリン添加剤とは別に定期的なメンテナンスを

ガソリン添加剤には防汚・防錆効果があり日々のメンテナンスとして大変優秀ではありますが、車の不調全てを解消・防ぐことはできません。

「定期的にガソリン添加剤を入れてるから大丈夫」と思わず、車に異変を感じた時はディーラーなどでメンテナンスを受けるようにしましょう。




ガソリン添加剤を入れる頻度【まとめ】

ここまでガソリン添加剤を入れる頻度やメリットデメリットについて解説してきました。

ガソリン添加剤はすばらしい商品である一方、入れすぎる事で車の寿命にもつながってきます。

適切な頻度を守って入れたいものですね。

それではここまでをまとめてみましょう。

ガソリン添加剤を入れる頻度【まとめ】
  • ガソリン添加剤を入れる適切な頻度は半年に一度、かつオイル交換前がベスト
  • ガソリン添加剤の効果は洗浄、防汚・防錆、潤滑油の役割、燃料の劣化防止等
  • ガソリン添加剤最大のメリットは洗浄効果!トラブル防止にも役立つ
  • ガソリン添加剤のデメリットは必ずしも効果を実感できるとは限らない
  • ガソリン添加剤の入れすぎや、使用後のオイルの汚れに注意!

ガソリン添加剤は洗浄だけでなく、定期的に使うことで車の内部を綺麗な状態に保ってくれます。

これは車の寿命を延ばすことに繋がるので、愛車に長く乗りたい!という方はガソリン添加剤を定期的に使用することをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA