この記事では「お好み焼き粉」と「たこ焼き粉」の違いについて解説しています。
両方を代用して上手に作るポイントについても解説しています。
両方の違いを知りたい方は是非ご参考にされてください。
ページコンテンツ
お好み焼き粉とたこやき粉の違いは?

たこ焼き粉とお好み焼き粉は見た目も味も似ていますね。
では、それぞれの原材料は一体どのようになっているのでしょうか。
そこで、一般的なたこ焼き粉とお好み焼き粉の原材料名を確認していきましょう。
まずは、たこ焼き粉の原材料です。
- 小麦粉
- 糖類
- 食塩
- 昆布粉末
- 粉末しょうゆ
- かつお節粉末
- かつおエキス
- ベーキングパウダー
- 増粘剤
- 小麦粉
- 糖類
- 食塩
- 昆布粉末
- かつお節粉末
- かつおエキス
- ベーキングパウダー
- 増粘剤
いかがでしょうか。
お好み焼き粉とたこ焼き粉の違いはほとんどありません。
非常によく似ていますね。
少しの違いと言えば、たこ焼き粉の方に粉末醤油が含まれているところでしょうか。
次に、原材料名の隣に記載してある100グラムあたりの栄養成分表を見てみましょう。
こちらにおいては、どのメーカーを見てもたこ焼き粉よりお好み焼き粉の方が1グラムほどタンパク質含有量が多いことがわかりました。
お好み焼を作る時たこ焼き粉で代用できる?

それでは実際のところ、お好み焼き粉とたこ焼き粉は代用しあえるのでしょうか。
両者の原材料において「小麦粉」「糖類」「食塩」「ベーキングパウダー」等の共通点があり調味料の系統も非常によく似ています。
そのため、代用できる可能性が高いですね。
ただ、1.お好み焼き粉とたこ焼き粉の違いは?で解説した通り、たこ焼きとお好み焼き粉には若干の違いがあります。
たこ焼き粉には粉末醤油が含まれ、お好み焼き粉はタンパク質含有量が少し多めでした。
上記のことを踏まえて2つの粉を代用するとしたら、どのようなことがポイントとなってくるのでしょうか。
お好み焼き粉でたこ焼きを上手に作るポイント

タンパク質の多いお好み焼き粉はたこ焼き粉よりももっちりとした食感になりやすいです。
また、メーカーによってはお好み焼き粉の中に山芋粉が入っているものもあり、なおさらたこ焼き粉よりもボリューム感が増しますね。
上記の特徴を考えると、お好み焼き粉でたこ焼きを作るときのポイントとなるのは生地の水分量です。
たこ焼き粉を使ったレシピと同じ水分量でお好み焼き粉でたこ焼きを作ると、少し重量感のある重たいたこ焼きになってしまいます。
水分量が少ないと、たこ焼き器に生地を流し入れたときにすぐに固まり膨張しやすくなります。
生地に火をかけたあと具材を投入するたこ焼きにとって、その生地がすぐに固まってしまうととても不便ですね。
バラエティあふれるトッピングが醍醐味のたこ焼きなので避けたいところですね。
また、丸くなるように竹串でひっくり返す作業も難しくなってしまいます。
お好み焼き粉でたこ焼きを作るときは生地に水を少し多めに入れておくことがポイントです。
たこ焼き粉でお好み焼きを上手に作るポイント
たこ焼き粉でお好み焼きを作るときには、お好み焼き粉でたこ焼きを作るときほどは注意点はありません。
お好み焼きのレシピ通りに材料と分量で作ることが可能です。
ただ、ひとつポイントを挙げるならば焼き方です。
たこ焼き粉はお好み焼き粉に比べるとタンパク質含有量が低いです。
同じように熱を通しても、たこ焼き粉でお好み焼きを作る場合は若干固まりにくいことがあるようです。
プレートなどに生地を流し入れたら、ある程度形が整うまではヘラで生地が流れ広がらないように押さえましょう。
お好み焼きはボリューミーだとより一層美味しくなるので、水分量や具材はお好みに応じてアレンジしてみてください。
お好み焼き粉とたこ焼き粉の違い【まとめ】
ここまでお好み焼き粉とたこ焼き粉の違いや代用方法について解説してきました。
普段何気なく使っている双方の粉がほぼ同じ成分でできていたことに驚きましたね。
それではここまでのまとめになります。
- お好み焼き粉とたこ焼き粉の原材料はほとんど同じ
- お好み焼き粉とたこ焼き粉はお互いに代用し合える
- お好み焼き粉でたこ焼きを作るときは水分量を多くする
- たこ焼き粉でお好み焼きを作るときは生地が広がらないようヘラで整えながら焼く
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が、たこ焼き粉とお好み焼き粉の違いや代用できるかについて知りたいあなたのお役に立てれば幸いです。
コメントを残す