心不全はどのような病気だか知っていますか?
実は心不全というのは、病気の名前ではありません。
よく聞く「心不全」という言葉の意味は、「心筋梗塞」など心臓の病気や生活習慣病である「高血圧」などが原因となって引き起こされている「心臓の状態」のことなのです。
この記事では心不全に関する説明の他に、心不全という状態にならないように、食生活におけるオススメの食べ物を紹介していきますね。
心不全って心臓がどんな状態の事を指す?

先ほども言ったように心不全は病名ではありません。
心筋梗塞や心臓弁膜症など、心筋炎などの心臓の病気や高血圧などが原因となり引き起こされる状態のことを指します。
心臓は全身に血液を送り出す働きをしています。
しかしこの心臓のポンプ機能が心臓の病気によってうまく働かないことによって、全身の血液の循環が滞ってしまいます。
この血液の供給不足により息苦しさや下肢のむくみなどの全身の症状が出てきます。
この状態を心不全といい、「心臓の働きが不十分な結果、起きた体の状態」と言えるでしょう。
心臓の働きが低下して起きた状態を心不全と呼びます。
それが急に起こってきたのか徐々に起こってきたのかによって、急性心不全と慢性心不全と分けられます。
心不全の症状は具体的には「息苦しさや息切れ」「咳が出る」「疲れやすい」「手足が冷える」「ドキドキする」「足がむくむ」などの症状があります。
心不全を予防するのに有効な食べ物とは?

➀魚からタンパク質を摂る
今、魚が中心の日本や地中海風の食生活が見直されています。
魚に含まれるDHAやEPAの効果:中性脂肪を減らし、血液がドロドロになるのを防ぎ、血栓をできにくくする。
※DHAやEPAを多く含む魚:アジ、サバ、イワシ、サンマなどの青魚
➁野菜や海藻からミネラルを摂る
(1)カリウムの効果:ナトリウムを排出し血圧を下げる。
カリウム含む食品:トマト、カボチャ、ほうれん草、サトイモ、ジャガイモ、セロリなどの野菜類、バナナ、シイタケ、納豆など。
(2)カルシウムの効果:血栓予防
カルシウムを含む食品:牛乳や小魚、納豆や豆腐などの大豆製品、ヒジキや昆布などの海藻類、切り干し大根、緑黄色野菜など
(3)マグネシウムの効果:血圧を下げ、心疾患のリスクを下げる。
マグネシウムを含む食品:乾燥ワカメ、あさり、煮干し、クルミやアーモンドなどのナッツ類
➂食物繊維を摂る
食物繊維の効果:血管の炎症を抑える、満腹感を与えてくれ過食を防ぐ。
食物繊維を含む食品:コンニャク、ゴボウや切り干し大根などの根菜類、ヒジキや昆布などの海藻類、サツマイモやサトイモなどのイモ類、キノコ類
心不全ってどんな状態なのか?予防するために有効な食べ物【まとめ】
ここまで心不全とは何か?
心不全の予防に効果的な食べ物について解説してきました。
誰でも健康には気を使うものですよね。
心臓のポンプ機能が心臓の病気によってうまく働かず「心臓の働きが不十分な結果、起きた体の状態」です。
- 魚からタンパク質を摂る
- 野菜や海藻からミネラルを摂る
- 食物繊維を摂る
これだけあれば何かしら心不全の予防として取り入れられそうですね。
心不全の病態と日常生活気をつけるべき食生活について少しでも知っていただけたら嬉しいです。
とても勉強になりました(^^♪
よみやすいな~と思います。
BINDA様
コメントありがとうございます!(^o^)
これからも役に立つ記事を書いていきますね!