湿気が増える6月の梅雨の時期・・・。
春にはいなかった「害虫」を目にする事がありませんか?
何なのあの虫?と思われた方もいると思います。
この記事では、湿気が多い時期にどんな害虫が出始めるのか?
害虫の名前は何なのか?
害虫の駆除方法や対策まで紹介しています。
梅雨時期の害虫にお悩みの方は是非ご参考にされてください。
湿気が多い時期にはどんな害虫の発生が多いのか?

湿気が多い6月には決まって2種類の害虫が発生します。
状況によっては大量発生する事もあり、専門業者の力を借りないといけない場合もあります。
それぞれの害虫について見てみましょう。
魚のような形をした紙魚(しみ)
特に湿気の多い場所を好んで発生するため、6月に発生しやすくなります。
さらに、まるで「粉に見える」ほど小さいため、本や掛け軸などにも発生する事が多い虫です。
見分けるポイントは「キラキラ光る」「黒っぽい」「小さい」でしょう。
幼虫の場合には茶色っぽい色をしている事もあるかも知れません。
刺すことも噛む事もないので、害があるかというとないです。
でも見ているだけで気持ち悪いのは確かですね。
お茶をたてる音がする虫チャタテムシ
湿気が多くなった時期に「畳によく出る」害虫とされています。
まるで見た目がダニのようにしていますが、ダニではありません。
チャタテムシが湿気が多い時期に多く発生する原因として「カビを好む」ためで、湿気が多いとカビが増えますよね?
カビが増える6月に多く発生する「害虫」とされています。
日本全国に生息し、無害ではなく血液を吸うシラミの仲間なので噛む可能性があります。
さらにダニの餌になっているため、ダニの繁殖の原因にもなります。
外に段ボールを放置して、雨で濡れた段ボールの間によくいる虫はチャタテムシです。
湿気が多い時期の虫の退治方法は?

やはり害虫退治というと殺虫剤と思われる方が多いでしょう。
どんな虫でも退治する殺虫剤を1つ紹介しておきます。
クモやムカデ、蚊にも効く金鳥の殺虫剤です。私のおすすめです。
ポイントは「予防」もできる点で、ふった後を虫が通るとコロリとしている事が多いです。
それではシミとチャタテムシについて見ていってみましょう。
シミの駆除と対策とは?
シミの駆除については置いて置く「ホウ酸ダンゴ」か「ゴキブリホイホイ」が効果的です。
部屋中の害虫をやっつけたい場合には、燻煙剤も有効です。
アースレッドやバルサンが有名ですが、こちらではアースレッドを紹介しておきます。
対策としては、シミが嫌う「ラベンダー香料」を置いておくと効果的です。
アロマオイルなどにラベンダー香料が使われていますので試してみてはどうでしょうか。
パラジクロロベンゼンが使われている「衣類用防虫剤」も有効とされています。
パラジクロロベンゼンは「ナフタリン」や「ムシューダ」に使われています。
チャタテムシの駆除と対策は?
チャタテムシの場合も殺虫剤が有効です。
アルコールスプレーでも死んでしまうほど弱いと評判の虫です。
ただチャタテムシを完全に駆除するには、カビ事自体を取り除く方法が効果的です。
畳に発生したチャタテムシは「エタノール」を使って取り除きます。
チャタテムシがいる部分に白い粉が吹いているのがカビです。
エタノールで取り除いた後に掃除機で吸い取りましょう。
燻煙剤によっても退治する事ができますが、数が多いと空気に舞うためアレルギーの原因ともなります。
できればコロコロなどで掃除するといいでしょう。
チャタテムシの場合は退治してもすぐに発生するので、環境の変化が重要だといえます。
対策としては、カビを発生させない点を重視して行うべきです。
- 除湿器を使って部屋の湿度を下げる
- 換気を良くする
- 防ダニスプレーなどを使う
- 湿気が多い季節は1日1回はクローゼットも開ける
いずれにしてもあまりにも大量発生した場合には、専門業者に依頼する事も重要です。
湿気で来る害虫の名前は?【まとめ】
ここまで湿気の時期に来る害虫「シミ」と「チャタテムシ」について解説してきました。
発生する原因と駆除方法、対策について解説してきました。
湿気というと「じめじめした暑さ」も一緒に来るのが厳しいですよね。
それではここまでをまとめてみたいと思います。
- 湿気が多い時期には「シミ」「チャタテムシ」が多く発生する
- シミは無害だが、チャタテムシはダニの繁殖に影響する
- 両方の虫は「湿気を好む」ため環境の改善が必要
- シミの駆除方法は「殺虫剤」「ホウ酸ダンゴ」「燻煙剤」「ホイホイ」が有効
- チャタテムシは「殺虫剤」「燻煙剤」が有効だが、すぐに発生する
- 湿気を取り除くには「換気」や「除湿器」「除湿剤」が有効
6月から7月に書けては「じめじめ」した季節が続きますが、体を壊さないように頑張りましょう!
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