猛暑が来る7月8月。
とても高い気温で年々熱中症患者は増え続けています。
2020年には5月から気温が20度を超えるなど猛暑日が続いています。
中には熱中症で病院による治療を受ける人も少なくありません。
この記事では・・・。
熱中症で病院に運ばれた際に治療費がどの程度書かかるのか?
治療費に保険は適用されるのか?
治療期間はどの程度かかるのか?
について解説しています。
熱中症の治療費用はどれくらいかかる?

急に熱中症で倒れた場合や意識を失くした場合には、救急車で病院に運ばれることが多いでしょう。
まだそこまでない場合はこちらの記事に対処法も書いています⇒熱中症の寒気は危険
中には1日で病院から帰ることができずに病院で1泊2泊する事もあります。
熱中症に関しては病気と同じ扱いになるので「保険は適用されます」
当日中に帰った場合の治療費と、入院した場合の治療費について見ていってみましょう。
当日中に病院から帰る事ができる場合の治療費の目安はいくら?
熱中症で病院に運ばれた場合に、入院なしで治療を受けて帰宅した場合
約10000円前後の治療費がかかります。
治療費が10000円以内でおさまることが多いですが、時間外などなると10000円超えるケースもあります。
治療内容として点滴を受けるケースが多いので、点滴代の治療費を払っていると考えましょう。
あらかじめ予防をしていなかったばっかりに、高い治療費を払うことにもなりかねません。
きちんと熱中症対策はしておきたいものですね。
では次に熱中症で入院した場合の治療費について見ていきましょう。
熱中症で入院した場合の治療費の目安はいくら?
熱中症で意識を失くしたなど症状が重い場合には、入院や手術の必要性が出てきます。
入院をするとなった時点で「治療費が高額」になります。
入院を伴う熱中症の治療費は最低でも5万円、高い場合は10万円と考えておきましょう。
手術をした場合の治療費はさらに高額の20万円程度を見込んでおいた方がいいでしょう。
もちろん状況により変動する事があります。
重症の熱中症では他の臓器に影響が出る事があります。
腎臓や肝臓などが機能しなくなっている事もあり、手術を必要とする事も。
とにかく熱中症対策や予防がとても大事という事がわかりますね。
入院した場合の治療費が高くなる原因としては、何より部屋代でしょう。
ベッド代や食事代もありますが、点滴などの料金も含まれるため治療費が高額になります。
生命保険などでまかなう事ができるケースももちろんあります。
熱中症の治療にかかる期間はどれくらい?

暑い時に急に具合が悪くなると「熱中症かなー」と思って涼しいところに行きますよね。
水分塩分を補給したりして具合が良くなるのを待つことが大事です。
熱中症症状の危険度は3段階に分かれます。
1段階:吐き気や筋肉痛
2段階:頭痛、寒気、だるさ
3段階:意識がもうろう、けいれん
1段階の症状の時には治療にかかる期間というより、数時間安静にしているだけで元に戻ることができます。
個人差や重さが違うので的確な時間は言えませんが、通常3時間程度と考えましょう。
2段階の時は治療にかかる期間は半日から1日と考えておきましょう。
半日経っても状態が良くならない場合は高い治療費がかかっても病院に行きましょう。
お金は戻っても体は戻ってきませんからね。
3段階の時は治療にかかる期間は1日~3日程度と考えておきましょう。
すぐに病院に行かないと他の臓器もやられてしまう事も考えられます。
救急車を呼んででも病院に連れていく事が重要です。
熱中症の治療に使われる点滴とは?

熱中症になった人が脱水症状になっている事は多くの人が知っていると思います。
しかし水分と塩分を両方摂る事が重要となってきます。
どうして熱中症に塩分が必要なのか?⇒【熱中症対策に塩分が必要なワケ】
病院に運ばれた場合は基本的に熱中症用の点滴で治療を受ける事になります。
病院ではどのような状況で熱中症になったかによって、医師であればどの成分が不足しているのかを判断できます。
点滴は配合によって4種類用意されていますが、「OS-1」は同じ成分だそうです。
熱中症で不足している税分によって点滴も上手に使い分けられます。
熱中症の治療費用や治療期間【まとめ】
ここまで熱中症の治療費や治療期間について解説してきました。
2020年は6月ごろから熱中症患者が出始めるとも言われています。
あなたは暑いのと寒いのはどっちが好きですか?
それではここまでをまとめてみましょう。
- 熱中症の治療費:1日は1万円程度?
- 熱中症の治療費:入院すると5万円から10万円?
- 熱中症で手術すると20万円程度?
- 熱中症の治療期間は1日~3日かかることも。
- 熱中症の治療に使われる点滴は4種類用意されている
- 「OS-1」は点滴の中の1つと同じ成分
これからどんどん暑くなっていきますが、体を壊さないように乗り切りましょう!
※この記事では以下のサイトを参考にさせていただきました。
参考:http://www.mimihara.or.jp/takaishi/column41.html
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