2020年に入ってから全世界を混乱に落としている新型コロナウィルス。
全世界で感染者も次々と増えていっています。
人が感染するだけではなく経済にまで深刻なダメージを与えているといってもいいでしょう。
感染者が最も増えているアメリカやイギリスなど外国でも次々と様々な対策がとられています。
しかしここで疑問に思った方もいるでしょう。
これだけ騒がれているけどまだワクチンはできていないの?という疑問が。
この記事では新型コロナウィルスのワクチンがまだできていないのかという疑問について触れてみました。
新型コロナウィルスのワクチンはまだできていない?

ここまで全世界で騒がれている新型コロナウィルスですが、あれから数か月経っているのにワクチンはまだできていないのでしょうか?
中国などでも各企業が研究を重ねており、新型コロナウィルスに効くと思われる薬の開発には成功しています。
しかしどうしてまだ世界に出回らないのでしょうか?
もしもあなたの会社が新型コロナウィルスのワクチンを発売したとなると一躍有名になりますよね?
それほど、どの企業や研究機関にとっても注目しているワクチンになります。
実は薬というものには臨床試験というものが絶対に必要となります。
臨床試験とは開発した薬を動物や人に試して、効能や副作用を見る試験のことです。
臨床試験を済ませた後に国から承認が得ることができ、初めて商品として販売する事ができます。
ちなみに臨床試験をしないまま販売した薬が「未承認医薬品」と言われるものです。
もちろん日本では「違法薬物」として取り締まりの対象となります。
新型コロナウィルスに効く薬の開発自体は、全世界が援助しているのでそこまで時間がかかるものではありません。
どちらかというと2020年3月現在ではワクチンはできていると思われます。
ただ臨床試験が行われないと、人体にどのような影響が効能があり副作用が出るのかがわかりません。
臨床試験には10年以上かかるとも言われているため、ワクチン自体ができていてもなかなか世界に出回らないのです。
ただ世界が協力しているともいえるので、そこまで長い時間がかかる事はないと思います。
新型コロナウィルスのワクチンはいつ出回る?

現在全世界が全力を挙げて作っている新型コロナウィルスのワクチンですが、早ければ2021年には完成(発売)できるだろうというニュースを耳にしました。
現在が2020年4月ですので、あと1年以内にできてくれるといいですね・・・。
新型コロナウィルスの治療法にとっても同様で、まだはっきりとした治療法が確立されていません。
新型コロナウィルスに効くと推測はされていても、確実とはいえないため「治療法」としてうたう事もできません。
新型コロナウィルスのワクチンができない理由とは?【まとめ】
新型コロナウィルスのワクチンができない理由について解説してきました。
新型コロナウィルスのワクチンが出回らない理由は「臨床試験」が終わっていないためです。
そんなのいいから欲しいという人もいるでしょう。
しかし安全性が確認されない事には安心して使えない、つまり薬とは言えないのです。
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