バナナを食べると便秘になるという噂を聞いたことはありませんか?
しかし、バナナは食物繊維が多いから便秘に良い!と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際には、体を冷やすことで起きる便秘には逆効果ですが、多くの場合には便秘解消に効果があります。
この記事では、バナナの便秘解消についての噂の真相や、便秘解消する食べ方やタイミングについて解説しています。
自分の便秘はバナナで解消できるのか気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事でわかること
・バナナを食べると便秘解消には逆効果なのか?
・バナナを寝る前に食べると便秘になるのか?
・便秘解消するバナナの食べ方やタイミング
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バナナが便秘に逆効果という話はホント?

バナナが便秘の効果がある、とされている理由として食物繊維を含んでいるからと言われています。
よく学校でも子供のころにバナナを毎日食べなさいと聞いた記憶があります。
多くの場合の便秘はバナナを食べる事で解消する事ができるでしょう。
しかしバナナが逆効果になってしまう便秘として、いきんでも出ない場合や残便感がある場合の便秘は食物繊維が逆効果と言われています。
いきんでも便が出ない場合や、残便感がある場合の原因が体が冷えている事にあるためです。
対処法としては飲み物などで、逆に体を温めると便が出やすくなります。
同じようにヨーグルトや牛乳なども便秘の効果的とされていますが、体を冷やすことで起こる便秘には逆効果といえますね。
寝る前にバナナを食べると便秘解消になる?それとも便秘になる?

寝る前にバナナを食べると逆効果で便秘になったという話を聞いた事がありませんか?
寝る前にバナナを食べる事で便秘になるという話はまずありません。
バナナには「セロトニン」というストレスを軽減してくれるホルモンの他、ビタミン類が豊富に含まれています。
不眠症に効果があるかと言われると厳しい部分がありますが、いつもより安眠できる事は間違いありません。
バナナを寝る前に食べると便秘解消になるかという話ですが、寝ている間というのは整腸作用が強く働くため便秘の解消にはもってこいです。
寝る前にバナナを食べた次の日の朝は便秘解消も期待できます。
食物繊維が豊富に含まれている分、水溶性食物繊維と脂溶性食物繊維が両方とも多く入っています。
2つの相互作用によって強い整腸作用をもたらし、悪玉菌の増殖を予防して腸を正常な状態に保ってくれます。
バナナで便秘解消をする食べ方やタイミング!

ここまで、バナナは便秘解消に良いということが分かったかと思います。
しかし、毎日バナナをそのまま食べるのでは飽きてしまいませんか?
そんなあなたにおすすめしたい、より便秘解消するバナナの食べ方とタイミングはこちらです。
便秘に効く食べるときのタイミング
便秘解消にバナナを食べるとよいとされているタイミングは朝と夜です。
朝は、バナナを食べることによって腸内が刺激されるので、便の排出を促してくれるという効果があります。
朝食は食べないという方でも、バナナ1本だけやバナナジュースだけであれば尿戦しやすいのではないでしょうか。
腸内が動いているのは朝と思っている方も多いかもしれませんが、夜もきちんと腸内は活動しています。
夜にバナナを食べて腸内環境を整えておくことで、朝すっきりと便秘解消する効果が期待できます。
バナナヨーグルトジュースにする
バナナにヨーグルトをプラスして、ミキサーでジュースにするのがおすすめです。
ヨーグルトには、バナナにはないビフィズス菌や乳酸菌が含まれています。
ビフィズス菌や乳酸菌は腸内環境を整えてくれる作用があるため、バナナだけ食べるよりも便秘解消につながります。
ミキサーを持っていないという方は、ヨーグルトにバナナをトッピングするだけでも問題ありませんので試してみてくださいね。
豆乳スムージーにする
豆乳には、バナナと同じくオリゴ糖が含まれています。
そのため、バナナだけの時よりも善玉菌が増えてさらに腸内環境が良くなります。
スムージーであれば、忙しい朝やちょっと小腹がすいた時にもぴったりですよね。
また、豆乳にはイソフラボンも含まれているので、肌にも良い効果が期待できます。
バナナの栄養は?
バナナは果物の中でもビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく含まれていて栄養価が高いです。
中でも便秘解消に良い栄養素は、食物繊維とオリゴ糖です。
食物繊維は水に溶けにくい性質を持っている水溶性食物繊維が含まれています。
この水溶性食物繊維は、水と混ざってゲル状になり腸内へ行くので便を柔らかくする働きを持っています。
そして、オリゴ糖には腸内環境を整えるのに必要不可欠な善玉菌のエサの役割があります。
つまりオリゴ糖が腸内に届くと善玉菌も増え、腸内をすっきりさせて、食物繊維が柔らかくしてくれた便が排出されやすくなるということですね。
このように、バナナには多くの腸内環境に良い栄養素が含まれているので便秘解消につながるのです。
バナナの食べすぎで便秘になるという話はホント?

バナナを食べすぎる事で便秘になるという話もあります。
適度に食べる分は問題ないですが、たくさんの量を食べすぎると便秘ではなく下痢をする恐れがあります。
バナナにはカリウムが多く含まれており、カリウムを摂ってはいけない人(例えば腎臓病の人)などは要注意でしょう。
普通の人でも1日2本が適正なのに対して、5本などを毎日食べていると太りすぎるどころか高カリウム血症になる恐れも出てきます。
さらに尿石の原因となるシュウ酸も多く含まれているため食べすぎには要注意です。
バナナを食べすぎると便秘とは程遠くなりますが、それ以上のデメリットがあるといえるでしょう。
バナナは便秘にいいというけど実は逆効果という噂もある?【まとめ】
ここまで簡単ではありましたが、バナナが便秘に逆効果なのかという事について解説してきました。
結論としてほとんどの場合はバナナが便秘に効果的だという事がわかりました。
ただし、「便がいきんでも出ない」「残便感がある便秘」の場合には逆効果になるようなので、バナナでの便秘解消は避けておきましょう。
寝る前にバナナを食べる事で便秘解消にはさらに効果的になるという事もわかりました。
バナナを毎日適度に食べる分は問題ないですが、食べすぎには注意しておきましょう。
便秘どころか下痢などに悩まされることになるかも知れませんよ?
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