普段食べているものの中で、何気なく疑問に思ったことがありました。
魚肉ソーセージ、フランクフルト、ウインナーなど・・・・
美味しければそれでいいという人が多いと思いますが、何を基準に区別されているのでしょうか?
見た目はほとんど変わらないのに名前だけが違う?
今回はウインナーとソーセージの違い、チョリソーとはどう違うのかについて解説していきたいと思います。
ウインナーとソーセージの違いとは?

一般的に生活の中で「ウインナー」と呼んでいるものや、商品名に「ウインナー」とついているものを目にします。
ウインナーとは正式名称を「ウインナーソーセージ」と呼び、ソーセージの1種になります。
普段の生活の中で「ウインナー」と呼んでいるものは実は「ソーセージ」だったという・・・。
つまりウインナーもソーセージも同じものを指すという事です。
「あらびきウインナー」と「粗びきソーセージ」は同じ食べ物になるんですね。
スーパーに売ってある商品でウインナーと書いてあったりソーセージと書いてあったりするので、別物だと思いますよね。
日本ではもともと「ウインナーソーセージ」と呼んでいたものが、いつからか「ウインナー」と呼ぶようになりました。
ソーセージという言葉を省略するようになったんですね。
ソーセージの種類にもいろいろあるけど?

ソーセージとは燻製にした肉を塩漬けにして腸に詰めているため、長い賞味期限があるのが特徴です。
意外と知られていませんがもちろん生で食べても大丈夫です・・・。
腸に似ている「ケーシング」と呼ばれる袋に詰めているものもあります。
「ケーシング」に詰めているものは値段が安い代わりに食感などがウインナーよりも劣ります。
ソーセージの種類には
「ウィンナーソーセージ」
「フランクフルトソーセージ」
「ボロニアソーセージ」
「魚肉ソーセージ」
の4種類があります。
もしかしたら他にもあるかも知れませんが・・・。
種類に関しては次のように分類されています。
- 外側の皮に羊の腸を使っている
- ウインナーの周囲が2㎝未満のもの
- 日本では羊ではなく豚や牛が使われている場合が多い
- オーストリアが本場になる
- 外側の皮に豚の腸を使っている
- ウインナーの周囲が2cm~3.6㎝までのもの
- ウインナーの外周が大きいものはフランクフルトになる
- ドイツが本場になる
- 外側の皮に牛の腸を使っている
- ウインナーの外周が3.6㎝を超えるもの
- イタリアが本場になる
- 魚肉ソーセージは皮がない(場合によってはケーシングを使うことも)
- 原料が魚のため値段が安い
- ウインナーと書いてあるものもソーセージと書いてあるものも同じ
日本で売られているソーセージは牛や豚の腸を使っている事が多いため、太さが大きくなると名称も変わるようです。
チョリソーもソーセージの仲間?

よくスーパーなどで「チョリソーウインナー」というソーセージを見かけます。
基本的に「辛いソーセージ」というイメージを持っている方が多いようですが違います。
チョリソーは「スペイン生まれのソーセージ」で中の肉に「パプリカ」を混ぜて作るため見た目が赤くなります。
決して「辛い」という意味はなく、作られた時にもともと赤かっただけです。
長年の時代が進むにつれて「チョリソー」は辛いというイメージが作られたといえますね。
チョリソーも立派なソーセージの仲間でした。
ウインナーとソーセージの違いとは?【まとめ】
ここまでウインナーとソーセージの違いについて解説してきました。
2010年頃からは「ケーシング」を使ったウインナーが多くなり、値段もだいぶ安くなっているようです。
でも美味しいのはケーシングよりも牛や豚の皮を使ったものでしょうね。
それぞれの種類の違いなどをまとめると・・・
- ウインナーもソーセージの1種なのでおなじもの
- ソーセージの種類は外の皮の原料と太さで呼び名が変わる
- チョリソーはもともとから辛いウインナーではなかった
ここで豆知識を1つ。
ウィンナーコーヒーは「ウィーン発祥のコーヒー」でウインナーは入っておりません(笑)
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