冬が過ぎて暖かい季節になると出てくる花粉症。
まだ1度も花粉症にかかったことがない人は、どんな症状が出るかと言うのもわかりませんよね?
花粉症の症状は個人差があり鼻水だけの人もいれば、風邪のように熱が出る人もいれば症状が軽い人もいます。
花粉症はいつ発症するかわからないアレルギー症状で、治療したとしても治ることはないと言われている病気です。
初めて花粉症にかかった時は何科の病院を受診していいのかすらわかりません。
今回は花粉症にかかった時は何科の病院を受診すればいいのか、どういった違いがあるのかについて解説しています。
※今回の記事は花粉症に初めてかかった人向けに書いた記事です。
花粉症にかかった時は何科の病院を受診する?

花粉症にかかった時病院の何科を受診するかというのは症状によって異なります。
多くの人は鼻水が出て花がムズムズする、目がかゆくてたまらない、のどちらかだと思います。
あまりにもアレルギー症状が強すぎて熱を出す人もいますが・・・。
ちなみに私は21歳の2月に「目が異常にかゆい」と思って眼科に行って、初めて花粉症と診断されました。
花粉症はいつかかるかわからない病気だとつくづく思い知らされた事を覚えています(笑)
花粉症にかかったかわからない場合は何科を受診?

最初に出始める症状は人それぞれで、初めに出る症状が目にくるか鼻にくるかわかりません。
花粉症のアレルギーで熱が出たとき以外は最初に内科を受診するよりも耳鼻科、眼科どちらかを受診したほうがいいでしょう。
※花粉症のアレルギーで熱が出た場合は内科を受診した後に「耳鼻科」か「アレルギー科」に行くことをおすすめします。
(両方とも花粉症のアレルギー検査ができるため)
内科に行ってもいいですが、アレルギーの症状かどうかというのは花粉症を治療する病院のほうがわかります。
内科に行って花粉症の診断ができず、花粉症用の薬をもらえない可能性があります。
花粉症で鼻水よりも目がかゆくてたまらない場合は?

花粉症で鼻水よりも目がかゆくてたまらない場合には、何科を受診するかと言うと「眼科」になります。
当たり前と思われそうですが、鼻水よりも目のかゆみが強い場合には「目のかゆみを抑える薬」を処方してもらいます。
眼科と耳鼻科ではもらえる薬には「効果(効き目)の違い」があります。
目のかゆみを徹底的になくすには眼科でもらえる薬しかありません。
耳鼻科では「目のかゆみをある程度抑える薬」しかもらうことはできません。
法律上耳鼻科では眼科でもらう効果が強い薬は出せないため、目のかゆみがあまりに強い場合は効果が期待できません。
しかし眼科では「目のかゆみを元から断つ炎症止めの目薬」をもらう事ができます。
目のかゆみよりも鼻水やくしゃみがひどい場合は?

目のかゆみよりも鼻水やくしゃみが頻繁に出る場合には、眼科より耳鼻科に先に行きましょう。
先ほども書いた通り、眼科では鼻水やくしゃみを抑える薬はもらえますが効果としてはある程度しか期待できません。
耳鼻科では鼻水やくしゃみを「徹底的に抑える薬」をもらう事ができます。
目のかゆみよりも鼻の症状が強い場合は、眼科でもらう事ができる「アレグラ」などではほぼ効果は期待できないと思います。
花粉症で目も鼻も症状がひどい時はどうすればいい?
花粉症で両方の症状がひどい場合は何科の病院に行くといいのかわかりません。
そんな時私の考えでは眼科に行くことをおすすめします。
理由としては眼科でもらえる薬の中に「リンデロンA」という目薬があり、非常に効果が優れている薬だと私は思います。
実はステロイド系と呼ばれる非常に強い薬になりますが目にも鼻にも強い効果を発揮します。
アレルギー性結膜炎でも重度の時しか処方はされませんが・・・。
耳鼻科でももらう事ができると思いますが、花粉症の場合はほぼ処方されることはありません。
花粉症って何科を受診するといい?【まとめ】
ここまで花粉症で何科の病院を受診するといいのかについて解説してきました。
何よりも自分の花粉症の症状でつらいのはどこか?という事を考えると何科の病院を受診するといいかわかります。
花粉症はバケツ理論と考えられており、生きている間いつでも発症する可能性はあると言われています。
バケツ理論とは「バケツの中に花粉の元がたまっていき、あふれると発症する」という考え方です。
- 自分は目がつらいか鼻がつらいかを考えて何科を受診するか決める
- 病院からもらえる薬の「リンデロンA」は処方されればおすすめ
- 花粉症はとにかくつらいので早めに治療(対処)する
- 内科を受診してもいいが出せる薬には限度がある
- 内科を受診すると診断が性格にできるか不安(私の考え)
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