真冬に特に猛威をふるうインフルエンザ、厚生労働省によると2019年11月21日には全国的な流行が始まったと報道がありました。
どうしてもインフルエンザに感染してしまう人もいますが、もし感染した時にはどんな食べ物がインフルエンザに効果的なのでしょうか?
この記事では、どんな食べ物がインフルエンザに効果的なのか?
インフルエンザに感染した時に早く治すにはどういう食べ物に効果があるのか?
について解説しています。
感染してしまった場合と予防する場合についても書いていますので、是非ご参考にされてください。
インフルエンザに感染した時に効果的な食べ物とは?
十分な対策をしていたにも関わらず、インフルエンザに感染しまった・・・という時もあるでしょう。
かかってしまったものは仕方ないので、早く治すような食べ物を摂りましょう。
水分補給はもちろん必須で、あまりにも嘔吐がひどい時はとりあえず水分補給でとどめておくのも1つの手です。
インフルエンザを早く治す効果が高い食べ物について紹介していきます。
➀卵雑炊
インフルエンザの予防にもでてきた卵ですが、卵には腸内改善の効果の他にビタミンCも多く含まれており、抵抗力を高める効果があります。
特にインフルエンザにかかってしまった時には、「卵雑炊」を作って食べてみるといいです。
どうしても高熱があると食欲がなくなってしまいがちですが、雑炊であれば消化がいいうえにスルスルと口の中に入っていきます。
栄養素もたくさん入っていますので、病中で食欲がない時でもぜひ卵雑炊をおすすめします。
➁「おかゆ」や「おじや」
風邪をひいて寝込んだ時の定番料理かも知れませんが、おじやにキノコなどを入れて食べるといいでしょう。
両方ともしょうかにはいいのですが、生米から炊く「おかゆ」の方がどちらかというとご飯が砕けています。
キノコや緑黄色野菜をいれて食べるのであれば、おかゆよりもおじやの方が食べやすいかも知れません。
➂野菜や卵、鳥肉を煮込んだスープ
野菜や卵にはインフルエンザを早く治す効果のある栄養がたくさん入っています。
作るのに時間はかかりますが、作ってくれる人がいる場合にはお願いしてみましょう。
野菜は緑黄色野菜、鶏肉を長く煮込んで食べやすいように、消化がいいようにしましょう。
タンパク質やビタミンの効果によって早く治るようになります。
⓸(子供向け)薄い果汁や経口補水液
ここまで紹介してきた中で、子供の場合には食欲がなく口にできない事もあります。
そんな時には「麦茶」「野菜スープのスープのみ」「子供用のイオン飲料」「果物ゼリー」が効果的でしょう。
子供の場合には無理に食べさせるよりも、水分補給が優先ですのでとにかく水分を取らせるようにしましょう。
インフルエンザの予防に効果的な食べ物とは?

インフルエンザに感染しないためには、抵抗力、つまり免疫を作ることが効果的です。
免疫を作るためには抗酸化作用が高い食べ物をとり、免疫を作るために欠かせないビタミンCやD、ビタミンAも大事な部分です。
※抗酸化作用自体はほとんどのビタミンに含まれているので、ここでは触れていません。
免疫には腸内環境が大きく関わっており、腸内環境を整える事でも免疫力が高まり、皮膚や粘膜がウィルスの侵入を防ぐとされています。
それではインフルエンザの防止のためにどのような食べ物があるかを見ていきましょう。
➀腸内環境を整えるヨーグルトや納豆


ヨーグルトには腸内環境を整えるための栄養がたくさん入っているため、非常に効果的な食べ物といえます。
醗酵食品のヨーグルトや納豆を意識的に摂ることによって、ウィルスに負けない体を作ることができます。
ヨーグルトや納豆が食べれない人はキムチやチーズなどでも同様に腸内環境を整えてくれます。
同時にフルーツを食べる事によってさらに効果が期待できそうです。
➁緑黄色野菜
野菜というとビタミンの宝庫だという事は誰でもご存知ですが、その中でも緑黄色野菜はビタミンAやビタミンDがたくさん入っています。
上記でも記載しているように、抗酸化作用を高める事によってウィルスの侵入を阻止できるためインフルエンザの防止には効果的です。
ブロッコリーやカボチャ、ニンジンなどはビタミンAとDを多く含むため粘膜を強くしてくれます。
体内のビタミンDの量が減ることによって、インフルエンザに感染しやすくなるともいわれているため是非とも緑黄色野菜は毎日摂りたいところです。
ビタミンAにはベータカロテンとレチノールの2種類があり、緑黄色野菜ではベータカロテンを多く摂ることができます。
➂たまご(特に生)


たまごもインフルエンザの予防には効果的とされています。
腸の働きをよくする栄養素として「グルタミン」という栄養素があり、腸内改善にも効果を発揮します。
特に熱を通して食べるたまごよりも、そのままの「卵かけごはん」などがグルタミンを多く摂ることができ、インフルエンザの他風邪の予防にも効果的です。
肉や魚などの多くの食物からグルタミンを取ることはできますが、卵に関しては含有量が非常に高いのでおすすめの食べ物です。
⓸レバー
インフルエンザの予防にはビタミンが欠かせないという話をしましたが、レバーにはビタミンAの1つレチノールが多く含まれています。
緑黄色野菜を食べながらレバーも一緒に食べる事でビタミンAに関しては十分に摂ることができるといってもいいでしょう。
レバニラ炒めという料理がありますが、緑黄色野菜とレバーのコンビでビタミンAが摂れる食べ物だったんですね。
レバーは好き嫌いが多い事もあるため、他には牛乳やうなぎなどにもレチノールは多く含まれていますよ。
⓹みかん
ビタミンCを多く含んでいる食べ物と言えば、みかんで決まりですよね!
時期と重なることで冬はみかんを食べる機会が多く、手に入れやすい食べ物といえます。
ビタミンCは体内の抵抗力を高める働きがあるとされ、インフルエンザの予防には効果的な食べ物。
みかんの他にも、イチゴや柿、キーウィなどの柑橘類に多く含まれています。
野菜でもブロッコリーやジャガイモサツマイモに含まれています。
インフルエンザを早く治す効果的な食べ物【まとめ】
ここまでインフルエンザを予防する食べ物や、インフルエンザにかかった時に効果的な食べ物を紹介してきました。
予防と感染時の両方に入っている食べ物というと
- 緑黄色野菜
- たまご
- ビタミンA、D
でしたね。
体にとってインフルエンザ対策として効果があるのは「ビタミン」という事がわかりました。
特にビタミンAとDに関しては、予防の時に大きな効果を発揮するものですので日頃から摂っておきたいビタミンです。
高熱が出ていると、どうしても食欲が落ちてしまうのですが、食べれない時は無理して食べずに水分補給を心がけましょう。
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