【試してほしい】壁や床についた水性絵の具やアクリル絵の具の落とし方!服や手に着いた場合の落とし方も!

 

服や壁に付いてしまった絵の具の落とし方で、困っていませんか?

熱中していると、あちこち絵の具だらけになり怒られてしまった経験があります。

絵の具はできるだけ早い段階で落とす方が、落としやすいので効果的です。

この記事では、でんぷんのりなど身近にある物で落とす方法を、3つご紹介します。

ぜひ、参考にしてください。

〇この記事でわかること〇

● 水性絵の具の落とし方
● アクリル絵の具の落とし方
● 油性絵の具の落とし方




服についた水性絵の具の落とし方

服についた水性の絵の具の効果的な落とし方とは?

服や壁などについた絵の具には効果的な落とし方があります。

絵の具の落とし方については、いろいろな情報が飛び回っているのですが、効果的な絵の具の落とし方をしないと意味はありません。

それではどのような服や壁についた絵の具には効果的な落とし方があるのか見ていきましょう。

壁や服についた絵の具の落とし方➀でんぷんのり

水性絵の具に場合にはでんぷんのりを使うことでも、服についた絵の具を効果的に落とすことができます。

でんぷんのり?って何ですか?⇒お店に60円ぐらいで売ってあるスティック状でない「のり」です。

汚れた部分にでんぷんのりを付けます。

まるででんぷんのりで汚れた部分を隠すほどの勢いが必要です。

10分程度放置した後に水でもみ洗いをしてみると、でんぷんのりに絵の具がくっついて一緒に落ちていきます。

仕上げとして洗濯機を使っていつものように洗濯をします。

服についた絵の具の落とし方➁アルコールや重曹

絵の具がついてしまった服の汚れている部分に、アルコール消毒液を優しく塗り込みます。

ここで最初の手順は終了です。

少し時間を置いた方がアルコール消毒液が染み込みますので、5分程度放置した後に「酸素系漂白剤と重曹」をほぼ同量に混ぜた液を作ります。

先ほど作った液を布やティッシュ、ガーゼに染み込ませてから優しく叩いていきます。

最後に絵の具で汚れている部分の裏側からシャワーを当ててみてください。

すると服についた絵の具の汚れが簡単に落ちていくではありませんか!




服についた絵の具の落とし方➂クリーニング屋

このような答えを出すのはちょっと自分としても不本意なのですが、どうしても絵の具の汚れが落とせない場合にはプロにお任せするのが一番だと思います。

絵の具が付いてから時間が経ってしまうと水性絵の具とはいっても、いろいろな絵の具の落とし方を試しても結果的に絵の具を落とすことができない事は結構あります。

時間を割いてあれこれ試すよりも、プロに任せておいた方が意外と手っ取り早く済む事もあります。

どうしても落とし方がわからない場合や落とすことができない水性絵の具の場合にはプロに任せておきましょう。

壁や服についたアクリル絵の具の落とし方

服についたアクリル絵の具の効果的な落とし方とは?

次に最も落とし方が難しいと言われているアクリル絵の具の落とし方を紹介します。

注意点としてアクリル絵の具はついて時間が経つと固まり落とすのが難しくなります。




服についたアクリル絵の具落とし方➀石鹸とでんぷんのり

まず固形石鹸をアクリル絵の具が付いた部分にこすりつけます。

石鹸としては昔からある花形石鹸よりも、洗浄力が強いマルセルやウタマロ石鹸がいいでしょう。

次にでんぷんのりを同じ部分にこすりつけて、1~2時間程度放置します。

最後にでんぷんのりを水で洗い流してから、いつものように洗濯をします。

「でんぷんのり」は絵の具の汚れの落とし方のスぺシャリストといえますね!

壁や服についたアクリル絵の具の落とし方➁除光液

除光液を使う方法も説明します。

除光液を布やキッチンペーパーに含ませて叩いていきます。

除光液には危険物に該当する「アセトン」という成分が含まれていて、非常に融解「溶かす」作用が強力です。




除光液を使って叩いた後は、水と洗濯用洗剤でもみ洗いをします。

ほとんどの場合にはこの段階で汚れが落ちます。

服の絵の具が落ちない場合にはクレンジングオイルを付けてもみ洗いをします。

この段階で絵の具の汚れが落ちていない場合にはクリーニング屋さんに持っていくことをおススメします。




服についた油性絵の具の落とし方

服についた油性絵の具の落とし方

服についた油性絵の具の落とし方について解説します。

非常に汚れの落とし方が難しい油性絵の具ですが、ぜひ試してみてください。

ちょっと手順が複雑です↓

壁や服についた油性絵の具を落とす手順

➀最初にクレンジングオイル、もしくは除光液をキッチンペーパーなどに含ませて汚れた部分を叩きます。

➁汚れた部分に「セスキ炭酸ソーダ」を振りかけて、さらに「酸素系漂白剤」をつけ歯ブラシでこすります。

➂熱湯をかけて5分くらい放置します。

⓸汚れた部分にクエン酸水をかけます。(クエン酸は薬局で買えます)

⓹最後に洗濯機で回します。




壁についた絵の具の落とし方【水性・油性】

壁についた絵の具の効果的な落とし方は?

壁に絵の具が付いてしまった場合にはいくつかの方法がありますので、順に説明していきます。

基本的に水性絵の具は簡単に落とすことができますが、油性は苦労します。

壁についた水性絵の具の落とし方

壁についた水性絵の具を落とすには、基本的に水拭きで落とすことができます。

水拭きでも落ちない場合には、歯ブラシを使いこすったり中性洗剤を使うことも効果的な方法といえます。

意外と消しゴムを使うことでも落ちる事があります。




壁についたアクリル絵の具や油性絵の具の落とし方

アクリル絵の具の場合には、専用の除光液や普通の除光液を使って落とすことが効果的です。

もしくは万能クリーナーなどを使って落とす方法も効果的といえますね。

油性絵の具の落とし方は、除光液や有機溶剤を使って落とすしかありません。

油を溶かす必要がありますので、まずは除光液を試してみてそれでもだめなら灯油なども効果的です。

家のあらゆる汚れに対応した万能クリーナーの業務用で最もお買い得ですので、家に1本置いておくと役にたちます。




手についた水性絵の具の落とし方は?

手についた水性絵の具の落とし方

学校でのスケッチなどでは手に絵の具が付くことも多いと思います。

手に付いた水性絵の具の落とし方などについて解説していきたいと思います。

手に付いた水性絵の具は水で落ちる?

結論から言うと、水性絵の具の場合は水で落とすことが可能です。

水性絵の具の塗膜が水で溶けるので、時間が経っても水で落とせますよ。

水だけで落ちないときは、石鹸や絵の具を落とす専用のハンドソープで洗うようにしましょう。

手に付いた水性絵の具を落とすための道具は基本的に必要ありません。

もし石鹸や、絵の具を落とす専用のハンドソープで落とすことができなければ、歯ブラシ・掃除用ブラシの出番です。

爪の間や、爪の隙間に入ってしまうとなかなか落とすことができないので、歯ブラシや・掃除用のブラシを使用しましょう。

ゴシゴシと強くこすってしまうと、肌を傷つけてしまうので注意が必要です。




手についたアクリル絵の具の落とし方

手についたアクリル絵の具の落とし方

手に付いたアクリル絵の具は石鹸と「ぬるま湯」だけで落とすことができます。

水で落とすことも可能ですが、かなりの時間を要しますので水で落とすことは、あまりオススメできません。

絵の具専用石鹸は、肌に優しいスクラブを配合しているためゴシゴシと洗う必要無し。

もし、石鹸で落とせなかったらアクリル用リムーバー・アクリル接着剤・マニキュア除光液を使用するようにしましょう。

上記3つは、溶剤なので肌にあまりよくありません。

使用した後は、ハンドクリームでケアをしてください。

もし、皮膚に異常が出てしまったら皮膚科の専門医に診てもらってくださいね。

手に付いたアクリル絵の具を落とすのに必要な道具と落とし方

歯ブラシ・掃除用ブラシ・タワシを使用して、落としていきましょう。

洗い落すというよりも、剝がすように落としていくことになります。

水性絵の具と同様、爪の中や爪の隙間に入ってしまった場合、ゴシゴシとこすってはいけません。

肌が傷ついてしまいますよ。

手についた油性絵の具の落とし方

手についた油性絵の具の落とし方

油性絵の具の場合は、油を含んでいるため水で落とすことはできません。

マニキュア除光液、アセトン、絵の具専用ハンドソープを使用して落としていきます。

もし購入できるのであれば、シンナーを使う事で落とす事ができます。

もしくは鉄工所などの有機溶剤を使う所で扱っている「おがくず」でも落とす事ができます。

除光液やアセトンのような溶剤を使用する場合、あまり吸い込まないようにしてください。

気持ち悪くなってしまう可能性があります。

溶剤を使用した場合は、ハンドクリームでケアをすることを忘れずに。




手に付いたアクリル絵の具を落とす道具と落とし方

掃除用ブラシ・タワシを使用して、落としていきます。

水性絵の具・アクリル絵の具のように、ゴシゴシとこすってはいけません。

床についた水性絵の具の落とし方

床についた水性絵の具の落とし方

床に付いた水性絵の具は基本手に付いた時と同様に、水ぶきで落とすことが可能です。

大体は水ぶきだけでいいのですが、長時間放置していた場合は水ぶきだけで落とすのは難しくなってしまいます。

水ぶきで落とすことができなかった場合は、中性洗剤を使用しましょう。

床に付いた水性ペンキを落とすための道具と落とし方

雑巾・掃除用ブラシを使用して、落としていくことになります。

消しゴムを使用して、落とすことができる場合もあるそうです。

シゴシとこすると、絵の具のついた範囲が広がってしまう危険性があるのでトントンとたたくようにして拭いていきましょう。

トントンとしても落とせなくてゴシゴシと、こすらなければいけなくなってしまうこともあると思います。

こするとしても、力を入れてゴシゴシとするのはダメですよ。

床についたアクリル絵の具の落とし方

床についたアクリル絵の具の落とし方

アクリル絵の具の場合は床についてすぐなら水ぶきで落とすことができます。

少しでも乾き始めてしまうと、水ぶきだけで落とすことはできません。

水ぶきで落とすことができなくなってしまった場合は、クレンジングオイルや中性洗剤を使用するようにしましょう。

床に付いたアクリル絵の具を落とすための必要な道具と落とし方

雑巾・歯ブラシ・掃除用ブラシを使用して、落としていきます。

使用する雑巾は、厚めの雑巾にしましょう。

強く床をこすると、床の表面に傷がついてしまいます。

なので、絵の具を浮かせるようにして優しくこするようにしましょう。

床についた油性絵の具の落とし方

床についた油性絵の具の落とし方

床に付いた油性絵の具の場合は水で落とすことは絶対にできません。

クレンジングオイルを使用して落としていきます。

他にもアセトンやシンナーなどの有機溶剤であれば落とす事ができます。

床に付いた油性絵の具を落とすための必要な道具と落とし方

できるだけ厚めの雑巾が必要になります。

雑巾にクレンジングオイルを染み込ませて、こすっていきます。

絵の具のついた部分が広がってしまう危険性があるので、あまり大きくこするのはやめましょう。

こする前に、クレンジングオイルを染み込ませた雑巾を10秒ぐらい軽く押し当てておくと、油分が浮き上がってきて落としやすくなりますよ。




絵の具の効果的な落とし方【まとめ】

ここまで絵の具の落とし方について紹介してきましたが、いずれにしても

時間が経つほどに汚れは落ちにくい

という事が共通していえる事ですね。

絵の具の種類によって使うアイテムが違うことは少々苦労しますが、落ちないよりは落としたほうがいいですよね。

秋になるとスケッチ大会などもありますので、絵の具を使う機会も多くなって汚れる機会も増えてきます。

子供がいる家庭などではどうしても避ける事ができない「絵の具の汚れ」ですが、この記事が汚れを落とすことに役に立てばと思います。

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