【4.1更新】大根おろしを加熱(熱を加えると)すると栄養(ビタミンC)はどうなる?壊れない栄養や毎日食べた場合の効果も解説!妊娠中や逆流性を持っている人への効果も!

【3.3更新】大根おろしを加熱したら栄養はどうなる?逃げない栄養とは?

野菜には、加熱すると栄養が壊れてしまうものがあります。

大根もそのうちの一つで、大根おろしを加熱するとビタミンCだけは栄養が壊れてしまいます。

しかし、ビタミンC以外の栄養に関しては壊れる事がありません。

この記事では、大根おろしを加熱した場合の栄養や成分について詳しく解説しています。

また、口内炎への効果についても紹介していますので、口内炎に良くなりやすいという方は是非ご参考ください。

この記事でわかること

・大根の栄養成分
・大根おろしを加熱した時の栄養はどうなるか
・口内炎への効果について




大根おろしの栄養とは?加熱したら壊れる?

大根おろしの栄養とは?加熱したらどうなる?

まずは大根にはどのような栄養が含まれているのかを簡単に見ていきましょう。

大根には葉っぱの部分と根っこの部分があるのですが、それぞれ持っている栄養成分が違います。

大根おろしで摂れる栄養は主に根っこの部分の栄養になり、細かく刻んで醤油などをかけて食べる部分は葉っぱになります。

大根の頭の方を大根おろしにすると栄養は同じでも味に辛みが出てくることが広く知られています。

大根おろしを加熱した時の栄養とは?

大根おろしの栄養とは?加熱したらどうなる?

大根おろしを作る場合には大根の根っこを使って作りますよね。

大根おろしに最も多く含まれている栄養はビタミンCです。

次に多く含まれていた消化酵素と辛み成分のイソチオシアネートですが、加熱した場合には栄養はどうなるのでしょう?

ビタミンCを加熱すると?

ビタミンCは熱に弱く、加熱してしまうことで大半が壊れてしまう(酸化してしまう)ために、ビタミンCを多くとりたいのであれば、加熱よりも生で大根おろしを食べるほうがいいでしょう。

ただビタミンCは水溶性なので、水にさらしたり、ゆでてしまうとすぐに栄養が失われたりしますので、生で大根を食べる場合のみビタミンCはとれると考えてもいいでしょう。

ただしビタミンC以外のベータカロテンやビタミンE、ビタミンKに関しては加熱しても壊れる事がないので、加熱しても栄養に変化はほとんどありません、というか逆に吸収が良くなります

消化酵素は加熱するとどうなる?

大根おろしに含まれる消化酵素に関しても、50度以上に加熱する事で消化酵素としての働きが鈍くなり、消化酵素としての働きをあまりしてくれなくなってしまいます。

ただ全く栄養自体がなくなるわけではありませんが、効果として期待する事が難しくなってきてしまいます。

イソチオシアネートを加熱すると?

辛み成分として有名なイソチオシアネートを加熱した場合には、ビタミンCと同じように壊れて摂れなくなってしまいます。

ただし辛みがなくなるので、食べやすくはなります。

イソチオシアネートという栄養成分は熱に弱いうえ、気化して蒸発する栄養なので、すってから30分以上時間が経ってしまったり、大根おろしを加熱する事はおすすめできません。

逆に大根おろしを加熱する事で、辛みが苦手な方や子供たちは辛みが少なくなるので食べやすくなるのも特徴です。



大根の根っこの栄養成分とは?

大根の根っこの部分を大根おろしにすると水浸しになるのでわかるように、実際にほとんどは水分が大半を占めます。

しかし大根の根っこにはビタミンCが大量に含まれています。

ビタミンCと言えば、風邪の予防に最も効果的な成分という事になりますので、特に冬は大根を口にする機会が多いのかもわかりませんね。

大根おろしにはビタミンCの他にもジアスターゼ(でんぷん質分解酵素)やプロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)、リパーゼ(消化酵素)が含まれています。

消化酵素が多く含まれているので、大根は食べ物の胃での消化を促進する野菜として有名なのもわかりますね。

大根特有の栄養として、すりおろした時のみ作られる辛み成分として有名な「イソチオシアネート」が含まれています。

がんの予防などとして注目されている成分の1つです。

大根おろしを作った時には初めて「ツーン」とする辛み成分が出てきますが、大根の細胞を壊すことによって反応を起こし「イソチオシアネート」が生成される仕組みとなっています。

「イソチオシアネート」にはアンチエイジング効果や殺菌効果があり、大根おろしを食べるときのみ大根から摂ることができる効果と言ってもいいかもしれませんね。



大根の葉っぱの栄養成分とは?

大根の葉っぱには、人参に多く含まれることで有名なベータカロテン、カリウム、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンKが多く含まれています。

大根の葉っぱというと漬物にしたり、細かく刻んで「おこもじ」としてご飯のおともにぴったりですね。

ただビタミンCは加熱する事で壊れるビタミンとして有名です。

大根の葉っぱに関しては加熱をするよりも、生で食べたほうがいいようですね。

ビタミンCを摂る事でニキビや口内炎に効果があります。




大根おろしの栄養が口内炎に効果があるというのは本当?

大根おろしの栄養が口内炎に効果があるというのは本当?

気づいたら口内炎になっていて、ご飯を食べる度に痛い思いをした人も多いでしょう。

口内炎は口の中にできた傷に雑菌が入ることが原因で起こる炎症ですよね。

ご飯を食べる時につかえるだけで痛い思いをして、だんだんどうにかならないかと思ってしまう人もいます。

口内炎や口角炎ができた場合には、ビタミンBやCを多くとることで治癒が早くなるとされており、口の中を衛生的に保つことでも治癒が早くなります。

実は大根おろしの殺菌成分が口内炎や口角炎に効果があるとされています。

味としてはどうなのかと思いますが、大根おろしをおろした時の水で口をすすぐだけで口の中の殺菌ができるといわれています。

大根をおろした時の水にも口内炎の治療になる栄養が含まれているという事でしょう。

口内炎を直すのに「わざわざ薬に頼らない」という方は是非試してみてください。




大根おろしの保存で時間が経った場合の栄養の変化は?

大根おろしの保存で時間が経つと栄養の変化は?

結論から言うと、一部の栄養素は減少したり変質したりします。

中には、ほぼ変化しない栄養素もありますが。

減少したり変質してしまう栄養素は、以下の3つです。

時間が経つことで変化する栄養

● ①イソチオシアネート
● ②酵素
● ③ビタミンCを含むビタミン

それぞれについてまとめていきます。

①イソチオシアネート

大根おろしの辛み成分で、皮に近い部分に多く含まれています。

働きは、『抗がん作用』『殺菌作用』『免疫力向上』など。

揮発性があるため、すりおろしてから15分経ってしまうとイソチオシアネートが失われます。

なので、食べる直前にすりおろしてくださいね。

②酵素

比較的安定した成分です。

しかし、時間が経つと減少したり変質したりしますので注意してください。

熱にも弱いです。

③ビタミンCを含むビタミン

ビタミン群のなかで、ビタミンCが一番変質しやすいです。

他のビタミンは、ビタミンC程ではありませんが、やはり変質してしまいます。

他にも、食物繊維が含まれています。

この食物繊維は、ほとんど減少や変質をしない代表的な成分です。

大根おろしに含まれている栄養素を効率的に摂取するには、すりおろして直ぐに食べなければなりません。

たとえ時間をおいたとしても、15分以内に食べましょう。

時間が経ってしまうと、大根おろしの良さを活かすことができなくなるので、とても勿体無いですよ。




大根おろしを食べ過ぎると?

大根おろしを食べ過ぎると?

大根おろしを食べ過ぎると、あなたの体に悪影響を及ぼします。

具体的な症状は以下の4つ。

大根おろしを食べすぎる事で起こる症状

①おならが臭くなる
②下痢
③頭痛
④吐き気

それぞれについて、見ていきます。

①おならが臭くなる

食べ物が消化されるときに発生するガスが、おならの元です。

大根おろしは、このおならの元になるガスを発生させやすい働きがあります。

食物繊維と酵素が原因となり、臭いおならを発生させます。

とても臭い…。

おならが臭くなる原因の一つです。

気をつけましょう。

②下痢

便秘に悩んでいない人は、特に注意が必要。

食物繊維が原因で、下痢になってしまいます。

生で食べると体を冷やしてしまい、下痢を悪化させる可能性があります。

多めに食べたい場合は、おでんやみそ汁など温かい料理にして一緒に食べるのもオススメ。

③頭痛

ビタミンB1の過剰摂取が原因です。

普通の食事での食べすぎでは、ほとんど起こる事はありません。

大根おろしを、お茶碗1杯食べるなど異常な量でなければ大丈夫です。

④吐き気

でんぷんを分解する酵素である、アミラーゼが原因。

空腹状態のときに大根おろしを食べると、胃の働きが活発になり、胃のむかつきを感じやすくなります。

空きっ腹で、大根おろしだけを食べてはいけません。

大根おろしの適正量は、小盛り程度です。

健康にいいからと言って、大量に食べると逆効果になりますので注意してください。

何事も、行き過ぎはダメです。




大根おろしが逆流性食道炎にいいという話はホント?

大根おろしを食べ過ぎると?

大根おろしが、逆流性食道炎にいいという話は本当です。

胃もたれや胸焼けを防ぐ働きがある酵素が、3つ含まれているからです。

その3つの酵素とは、『リパーゼ』『プロテアーゼ(ステアーゼ)』『アミラーゼ(ジアスターゼ)』。

リパーゼ【脂肪を分解する酵素】

プロテアーゼ(ステアーゼ)【たんぱく質を分解する酵素】

アミラーゼ(ジアスターゼ)【でんぷんを分解する酵素】

3つの酵素は熱に弱いので、逆流性食道炎の方は必ず生で食べてください。




大根おろしを毎日食べると効果は?

大根おろしを毎日食べると効果は?

大根おろしを毎日食べた時に現れる、主な効果は5つあります。

大根おろしの5つの効果

● 血圧が安定する
● 風邪予防
● ガン予防
● 美肌効果
● 老化防止

それぞれについて、見ていきましょう。

あなたも、大根おろしが食べたくなるかもしれませんよ。

①血圧が安定する

大根おろしにはカリウムが含まれていて、血圧を下げる働きがあります。

カリウムは、腎臓で吸収される塩分を尿として排出する。

余分な塩分を排出するので、血圧が安定してきます。

②風邪予防

イソチオシアネートには、上記で述べたように殺菌作用もあります。

大根おろしに含まれている消化酵素には炎症を抑える働きがあり、特に喉の炎症に役立ちます。

喉が痛いな…。と感じたら、大根おろしを食べるようにしてください。

寒い時期には、強い味方となることでしょう。

③ガン予防

イソチオシアネートは、解毒作用を強化してがん細胞や血栓を作らないようにします。

焼き魚に、よく大根おろしが添えられていませんか?

焼き魚に付着しているコゲが、発がん性物質を作り出すことは有名です。

発がん性物質を解毒させようとして、大根おろしを添えています。

先人たちの知恵です。

④美肌効果

大根おろしには、ビタミンCが豊富に含まれています。

中には、抗酸化作用があるビタミンCも。

体内でコラーゲン生成を促進するためには、欠かせないものです。

シミやシワの予防になるので、美肌効果がありますよ。

⑤老化防止

イソチオシアネートには、強い抗酸化作用があり代謝が上がります。

結果として、細胞が活性化。

活性化すると、細胞が若返ります。

老化の原因である活性酸素を除去しますので、老化防止に役立ちます。




大根おろしは便秘に効果がある?

大根おろしは便秘に効果がある?

大根おろしは、便秘に悩む人の強い味方です。

大根おろしの成分は、95%が水分。

ほとんど水分でできていると言っても、過言ではありません。

水分が便を柔らかくして、腸内の有害物質と便を排出しやすくしてくれます。

腸内細菌の餌になり腸内環境を整えますので、便秘の解消・予防に効果的です。

免疫細胞の約7割が、腸にあります。

腸内環境が良くなることで、免疫細胞が活性化し風邪をひきにくい体質に変わりますよ。

便秘に悩んでいるあなたは、大根おろしを食事に取り入れてみてはいかがでしょう。

大根おろしは肝臓や胃痛にも効果がある?

大根おろしは昔から『病気知らず医者要らず』と言われていて、様々な薬効があります。

なので、もちろん肝臓や胃痛にも効果がありますよ。

【大根おろしの肝臓への効果】

ビタミンCが、肝臓の働きを助けてくれます。

肝臓の炎症・過敏を抑えるので、肝機能が低下している人にオススメ。

【大根おろしの胃痛への効果】

上記でも述べましたが、胃もたれや胸焼けを防ぐ働きがあります。

はやく症状を抑えたいからと言って、たくさん食べてはいけません。

たくさん食べると、胃痛が悪化する可能性があります。

適量を守ってくださいね。




大根おろしは妊娠中でも食べれる?

大根おろしは妊娠中でも食べれる?

妊娠中の人が、大根おろしを食べても赤ちゃんに影響が出ることはありません。

逆に大根おろしには、白菜のように妊婦さんには嬉しい栄養素がたくさん含まれていますので、食べて損はありません。

【2.18更新】白菜の栄養価は妊婦に必要!加熱したら栄養価はどうなる?

白菜に栄養がないはウソ!成分は妊婦や妊娠中にいい!効果や効能は?加熱した場合の栄養や芯に含まれる栄養も!

2020年2月18日

大根おろしには、たっぷりと水分が含まれていますので、水分不足になりやすい妊婦さんにはオススメの食材です。

「悪阻がきつい時に食べやすいし、体重管理をしやすいからオススメだよ」と助産師さんが、勧めていることが多いですよ。

助産師さんに尋ねると、おすすめレシピを教えてくれるかもしれません。

気になる人は、1度相談してみてはいかがでしょうか?

妊婦さん(妊娠中の人)が大根おろしを食べる際の注意点

①大根をよく水洗いをしてください。

大根に付着している土から、トキソプラズマなどの感染症にかかる可能性があるためです。

しっかりと流水で、土や汚れを落としてください。

ご自身と赤ちゃんのためなので、適当に洗ってはいけません。

②食べ過ぎはダメ

食べ過ぎると、胃痛や下痢を引き起こします。

量によっては、体を冷やしすぎてしまうことも。

赤ちゃんがビックリしてしまいますので、ほどほどの量にしてください。




大根おろしの栄養は加熱しても大丈夫なのか?【まとめ】

ここまで大根の栄養や大根おろしの栄養について紹介してきました。

結果として、大根おろしはすってからできるだけ早い段階で生で食べる事が重要だとわかりました。

時間が経てばたつほど栄養はなくなっていくので、冷蔵庫に入れていたとしても揮発して少なくなってしまいます。

大根を加熱して作る料理の1つ、大根の煮物などでは大根に含まれるビタミンC以外の栄養に関してはとることができ、さらに加熱する事で吸収が良くなるのは驚きでしたね。

まとめ
  • 大根の根っこにはビタミンCが含まれ、加熱するとほとんど壊れる
  • イソチオシチアネートは大根おろしにしか含まれない栄養素
  • ビタミンC以外の栄養は加熱しても摂ることができる
  • 辛みを抑えたいのであれば、大根おろしを加熱する

これから秋になってサンマの時期になりますので、大根おろしが活躍する季節になります。

ぜひ大根おろしの栄養を知ってモリモリ食べましょう!でも食べすぎるとお腹下しますよ?

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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